松のみどり摘み
今日は松のみどり摘みをしました。4月に伸び始める松の新芽「みどり」を摘みました。みどりはGW明から中旬に10cmぐらいになります。このみどりを全部根元から指で折り取ります。成長させたいものは全部残したり半分残したりします。5月中旬を過ぎるとみどりは固くなって指では折れにくくなります。はさみを使うと切り口が残ってしまうのでみどり摘みは新芽が硬くなる前にしなくてはいけません。みどり摘みをしないと枝が間伸びしたり小枝が少なくなったりして美しい樹姿が乱れます。みどり摘みをした後に夏芽が出てきてこれが小枝になります。お気付きのとおり、今は6月です。みどり摘みの時期を過ぎてしまいました。それで、指でむしれない堅い状態になってしまったのでやむなくはさみで切りました。切り口が残ってしまいます。仕方ありません。秋には「もみあげ」をします。10月中旬から12月に小枝を間引いたり去年の古い葉をむしり取り樹姿を整えます。たくさん取りすぎると樹勢が弱まることがあるので注意しておこないます。最初は松の木の手入れの仕方など全く知らなかったのでそのままにしていた時期があり繁茂してしまい毛虫が巣を作り大量に発生してしまったことがありました。それに懲りて手入れの仕方を調べました。次は、「もみあげ」です。ボォ~としているので時期を過ぎないように今度は気をつけます。