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カテゴリ:カナディアンソーラー(阿特斯陽光)
カナディアンソーラー(阿特斯陽光)は、2014年第2四半期の太陽電池モジュール出荷量が当初見込みの600~630MWを上回る646MWで、前期の500MWに比べて29.2%増加し、前年同期の455MWに比べて42.0%増加した。2014年上期出荷合計は1,146MWで、前年同期の795MWに比べて44.2%増加した。
2014年第2四半期モジュール出荷のうち、70MWは自社のトータルソリューション事業向けで、前期の49MW、前年同期の35MWを大幅に上回った。また、2014年第3四半期のモジュール出荷量は、約720~750MWを見込んでいる。 同社は太陽電池モジュールの販売に加え、太陽光発電プロジェクト開発といったダウンストリーム事業の拡大に努めており、6月末のユーティリティ規模太陽光発電プロジェクトの開発実績は、EPC(設計・調達・建設)サービス提供だけでなく、合弁事業を含めた自社所有分を含めて1.3GWに達した。 日本では、2014年第2四半期にユーティリティ規模の太陽光発電開発実績を405.5MWに拡大しており、2014年末までに600MWに拡大する見通し。同社は、最初の地上設置型の発電容量1.2MWのユーティリティ規模太陽光発電プロジェクトが9月に商業運転開始を予定しているほか、さらに24MWのプロジェクトで土木工事を開始、さらに2014年第3および第4四半期に9プロジェクトで18MWの建設を開始する。 また、中国では現在許可されたスケジュールに基づいて、2014年第3四半期に合計80MWの3つのプロジェクトの建設を開始する予定。 太陽電池モジュール出荷の増加と、トータルソリューション事業の拡大により、同社の2014年第2四半期業績は売上高が当初見込みの5.6億~5.9億ドルを上回る6.238億ドルで、第1四半期の4.663億ドルに比べて33.8%増加した。売上高合計に占めるトータルソリューション事業の比率は、第1四半期の27.4%から32.6%に増加、売上高粗利益率は当初見込みの17~19%の上限となる19.0%で、第1四半期の14.7%を大幅に上回った。 売上高の地域別比率は、2014年第2四半期は米州が55.5%と前期の43.6%を上回って最大で、アジアおよびその他は29.8%と前期の50.4%から減少した。欧州は14.7%で前期の6.0%から増加した。なお、2014年第3四半期売上高は7.6億~8.1億ドルを予想し、売上粗利益率は19~21%を予測している。 基本情報 カナディアンソーラー(阿特斯陽光) 関連記事 ノースカロライナの太陽光発電に44MWのモジュール供給 2014.8.13 GCLポリーと合弁で江蘇省に太陽電池工場建設 2014.5.29 第1四半期出荷500MWで47%増加 2014.5.20 豪州イケアに3.6MW太陽光発電システム 2014.5.19 カナダ国立銀行から1.155億カナダドルの融資獲得 日本の太陽光発電にモジュール43MW供給 2013年モジュール出荷1.9MWで23%増加 日立に18MWの太陽電池モジュール供給 デリー国際空港に太陽電池モジュール2.1MW供給 2013年日本市場出荷508MW お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2014.08.15 18:16:34
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