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テーマ:ニュース(100372)
カテゴリ:その他中国企業
江蘇賽拉弗光伏系統有限公司(Seraphim Solar System Co., Ltd.)は、河南省で河南暖煌光電新能源有限公司が開発した発電容量5MWの済源プロジェクト向けにPoly Eclipseモジュールを供給した。同プロジェクトはシングルセル(shingled-cell)式モジュールを使った初の地上設置型太陽光発電で、グリッド接続に成功した。 済源プロジェクトは、総計1万6,000枚のSeraphim製の300WのPoly Eclipseモジュールを設置し、革新的シングルドセル式モジュールを使った最大規模のソーラープロジェクト。年間発電電力量700万kWh余りが見込まれ、年間7,781トンのCO2排出削減が見込まれる。 済源は、河口貯水池から住民を移転した村落。済源プロジェクトは、ピークアワー中の地域住民の電気需要に応えるのを支援するだけでなく、最高の国家基準と技量を象徴するもの。 同プロジェクトに採用された高効率モジュールのSeraphim Eclipseは、イノベーションと価値について太陽光発電業界で広く認められており、中国国内と海外で設置された累積基盤は120MWを超える。Eclipseシーリーズは、2016年5月に厳格な試験を終えて、シングルドセル技術を使った世界初のTUV SUD認証高性能モジュールとして認定された。 標準的モジュールと比較して出力は少なくとも15%向上する。Mono Eclipseは現在、325Wの出力と19.1%のエネルギー変換率を実現する一方、Poly Eclipseは出力305Wと変換効率17.9%を実現する。Eclipseモジュールを使用する太陽光発電プラントは、土地利用が8%削減でき、これにともなう労働力と太陽電池モジュール以外のシステム(BOS)コストを減らすことができる。 Seraphimは、太陽電池モジュールの世界大手メーカーで世界の生産容量は3GWになる。同社はイノベーション中心の企業で高性能モジュールの開発に注力、強力なR&Dチームを擁し、高品質で費用対効果のあるモジュール製品を生産、現在までに同社の4GW余りのモジュールは30カ国以上に設置されている。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2018.01.30 14:28:23
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