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テーマ:ニュース(100362)
カテゴリ:その他中国企業
中国の大手太陽光製品メーカーのセラフィム(Jiangsu Seraphim Solar System Co., Ltd./江蘇賽拉弗光伏系統有限公司)は、最大出力670W、モジュール効率21.57%の新世代製品のS5シリーズ高性能太陽電池モジュールを発売した。
210㎜の大型シリコンウエハとマルチバスバー、ハーフセル、デュアルグラスの技術を統合したS5シリーズのモジュールは、より強力な性能と信頼性を実現できる。具体的には、この新製品は、マルチバスバー(12BB)技術を210㎜大型シリコンウエハに導入し、セルの効率を確保しつつ、受光面を拡大している。 さらに、通常の2㎜セル間隔技術に対し、新製品は0.8㎜高密度カプセル化技術を採用し、モジュールの出力密度を大きく強化し、製品の品質を確保した。 効率の高いモジュールに対する多様な需要に応じるため、セラフィムは132セルと120セルの2つのバージョンを展開しており、シングルガラス、デュアルガラス構造のどちらかと組み合わせて、595Wから670Wまでの出力が可能になる。 新製品はPID、雹(ひょう)、砂煙、アンモニアなどのテストを受け、高い信頼性を示しており、高性能PVモジュール製品の分野で強力な競争相手になると期待されている。 同社は、2021年に創立10周年を迎え、過去10年間に大きな業績を上げただけでなく、社会全体のグリーン開発にも大きく寄与した。こうした努力が認められ、BloombergのTier 1 PVモジュールメーカー、PV Evolution LabsのトップPVモジュールメーカーなど数多くの賞を受賞している。また、現在までに14MW以上のセラフィムの製品が世界40ヶ国以上に出荷されている。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2022.01.14 15:14:10
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