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テーマ:ニュース(100406)
カテゴリ:その他中国企業
LONGi(隆基股份)は、米国の第三者検査機関であるPVEL(PV Evolution Labs)が発表した「PVモジュール信頼性スコアカード」の2022年版で、「トップ・パフォーマー」ステータスを全ての判定カテゴリーで獲得した。 PVELの「PVモジュール信頼性スコアカード」は、2014年より太陽電池モジュール(太陽光発電パネル)の長期的信頼性と性能に関する重要な情報を太陽光発電業界に提供してきた。その情報は、とくに業界内のダウンストリーム側に位置する発電所の開発者・所有者・運用者、および融資元の金融機関にとって有益なもの。 評価はPVELの厳格な製品認定プログラム(PQP)に基づいて行われ、例えば、温度サイクル試験はIEC(国際電気標準会議)規格の3倍の600回、高温高湿試験とPID(電圧誘起出力低下)試験は同2倍のそれぞれ2,000時間と192時間で、これらの製品寿命の加速試験でモデル化された結果は、実環境下での使用時の評価結果と強く相関している。 今回の2022年版では、温度サイクル、高温高湿、機械荷重など、PID、LID(光誘起出力低下)+LeTID(光・高温誘起出力低下)の5つの信頼性に関する各評価試験、およびPANファイルによる性能評価の計6つの判定カテゴリーで「トップ・パフォーマー」が付与された。 信頼性に関する各評価試験では劣化が2%未満の場合に、またPANファイルによる性能評価ではシミュレーション結果が上位4分の1に入った場合に、それぞれ「トップ・パフォーマー」となる。 メーカーにとってこの「トップ・パフォーマー」は、1つの判定カテゴリーで1つの製品でも合格すれば獲得できるもので、2022年版ではLONGiを含むメーカー25社が「トップ・パフォーマー」を獲得した。 しかし、6つの判定カテゴリー全てで「トップ・パフォーマー」を獲得できたのは、その25社のうちLONGiを含む8社のみ。さらにLONGi は、信頼性に関する判定カテゴリー全てでの獲得が6年連続と、全メーカーの中で最長となった。
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Last updated
2022.08.02 09:05:30
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