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2023/03/14(火)09:41

GBP、雪害破損対応のメガソーラー向けパネル代替製品開発

その他日本企業(2935)

 世界最先端のエネルギー部品、ソリューションを研究開発および提供するGBPは、積雪量が多い時期にメガソーラー太陽光発電所で太陽光発電モジュールの破損事故が増加する課題解決のため、メガソーラー発電所への旧型式太陽光発電モジュールを2023年3月13日より正式に開始する。これは、既存発電所への太陽光発電モジュール、架台、パワコンなど一式にリニューアルソリューション。  太陽光発電設備で、2018年度から2021年度の間に発生した破損事故は、計43件で被害総量は30MWを超え、住宅用ソーラーパネルの約7.5万世帯分の発電出力に相当する。また、雪害による破損事故では、ソーラーパネルを支える架台の損傷をともなうことが多く、氷雪による事故の約8割を占める。  被害を受けたメガソーラー発電所では、設置されている太陽光発電モジュールの大半が旧型番のため、国内に代替品がない。また、最新型番の太陽光モジュールでは、既存の架台に設置できないケースが多い。さらに、破損した太陽光発電モジュールの破棄も、近年大きな課題になっている。  GBPが開発した旧型太陽光発電モジュールは、雪害を受けた太陽光発電モジュールのワンストップリニューアルソリューションになる。国内に設置された太陽光発電モジュールの約8割の製品の代替をするだけでなく、雪害対策となる改善品も生産している。  さらに、自社の工事チームで、注文した顧客への破損した旧型太陽光発電モジュールの交換工事、リサイクルサービスもあわせて提供。また、架台、パワコン、トランスにも対応可能。 GBP社製パネル対応可能製品 (一部)は、JP-AC太陽光パネル型式登録リストの80%以上対応可能。 ​その他日本企業の関連記事​​

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