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2006年05月14日
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カテゴリ:カテゴリ未分類
さて、「英国留学回想録」です。
今日は「大学院修士課程のスタート」第3回。

「うさんくさい人」。
(2000年9月末)

今日は、大学院での勉強がスタートする直前の、
ちょっと嫌な思い出を書いてみたいと思う。

それは、私がうちの学校のお助けマンとしての最初の仕事、
皆様の部屋でインターネットを使えるようにする、
をやっている頃に起こった。

ある日、私が学校の芸術会館のカフェでお茶を飲んでいると、
ある日本人女性がやってきて、こんなことを言った。

「かみぽこさん。
○○子さんがね、こんなことを言ってましたよ。

『かみぽこさんって、政治家になりたいと言ってるんだって。
政治家ってそんな簡単になれるもんじゃないでしょ。
こんなところにいて、どうするんだろうね。
結構年齢いっちゃってるんでしょ?

それに、前はたこちゅー商事にいたって
言ってるらしいけどほんとかしら?

ほんとにいたなら、なんで辞めるのお。
ふつー、そんな大きな会社にいたら辞めないでしょ。
なんか問題あったんじゃないのお。

なんか、うさんくさー。』

ひどいよね。こんなこと言うなんて。」

○○子さんってのは、
日本人女性なのだけれど、
私はまじギレしてしまった。

なんでこんなことを言われなければならないのだと。

それで、彼女のインターネットのセッティングも
することになっていたのだけど、
無視してしまった。

それでまた彼女に更なる陰口を言われることになったのだが。。。。

いや、私はここで
こんなひどい陰口を言う奴がいる。
やっぱり日本人ってだめだよね、
なんて言うつもりはないのだ。

今思うと、○○子さんが言っていることは
的を得ていると思うしね。

私はあの当時、政治家になりたいという希望を捨てることができず、
(今は全くそんなことは思ってないのだけれど)
前に書いた通り、たこちゅーでは出世できない、海外駐在もない部署にいたから、
不満があって辞めたのだ。

その通りなのだ。

「ははは、その通り。
うさんくさい奴でーす。
どうぞよろしくね」

って笑い飛ばしとけばよかったのだ。
今ならこんなの余裕で笑い飛ばせると思う。

私が今日言いたいのは、
あの当時の私は、
こんなくだらない話さえ笑い飛ばせないほど、
気持ちに余裕がなかったということ。

そのことはなかったことにするのではなく、
しっかり書き留めて忘れないようにしておいたほうが
自分のためにいいのだと思う。

それに、付け加えると、
当時の私は○○子さんのことを悪く言えないのだ。

今、あの頃の自分を思い返してみると、
毎日人の悪口ばっかり言ってたような気がする。
当時の芸術会館のカフェの私の周りには、
そんな人の悪口ばかり言って楽しむような人ばかり
集まっていたような気がする。

類は友を呼ぶというかね。

このHP・メルマガでおなじみの人たちは当時まだいない。
彼らが私の周りに来るようになったのは、
私に気持ちの余裕ができてきて、
人の悪口を言わなくなった頃からだろうと思う。

この頃は、ほんとに人の悪口を言い合っていた。

この頃の自分を否定はしないのだけれども。
なぜなら、当時の私は人の悪口を言って、
それをバネにしてがんばっていたから。

「あいつら負けてたまるか。
ばかにされてたまるか。」

というのは、自分が勉強をがんばるバネになっていた。
だから修士課程でそれなりの成績も取れたし、
博士課程(PhD)にも残れた。

そのこと自体は否定したくはない。
会社を辞めて挫折した自分が立ち直っていく
ひとつの過程だったのだと思うから。

まあ、今はそんなような気持ちはない。
今の自分を実際に知っている人はわかるだろうが、
私は人の悪口など言うことはほとんどないはずだ。

ねえ、まりりん?山田四丁目??(笑)

今は純粋に、政治学の研究という自分の仕事を楽しめているから。

ちなみに、この○○子さん、
後には芸術会館での私のタバコ友達、お茶友達の一人になる。

話してみると、実はいい子だったのだ。

彼女も気持ちに余裕がなかったのだと思う。
修士課程が始まる直前で気持ちがピリピリしていたのだと。
だから、他人に対して攻撃的になってしまったのだと思う。

ちょっと、ほろ苦くなるような思い出ですね。

さて、来週からはいよいよ修士課程のコースが始まります。
ここでもいろいろありますよ。(笑)
乞うご期待。





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最終更新日  2006年06月04日 23時19分35秒



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