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2007年02月06日
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カテゴリ:カテゴリ未分類
僕は、55年体制下においては、
この「与党の横暴VS野党の怠慢」の国会は

「政策への民意の反映」

という意味において
一定の評価を与えていいと
考えているんだよね。

なぜなら、与野党が国会で
「横暴」と「怠慢」で綱引きする時
政治家は国民をしっかり
意識しているからなんだよね。

例えば、政府・与党が
野党の審議拒否を突っぱね続けるか
法案の修正協議を呼びかけるかは
政治家の持つ独特の感覚で
国民の顔色をみて
決めていると思うんだよね。

要は、1つの法案をめぐって、
「与党の横暴」と「野党の怠慢」の
綱引きが行われる時、
国民がその法案に対して
修正の必要がないと考えていて
「与党の横暴」とは思ってないと
与党が判断すれば、
思い切って「強行採決」まで
突っ走ることになる。

逆に、国民が法案修正の
必要性を感じていると思ったら、
「与党の横暴」という批判を恐れて
野党と妥協して
必要な修正をしようとする。
野党も「怠慢」批判を恐れて、
協議に応じることになる。

また、野党は怠慢ではない。
与党が横暴だと国民が感じていれば
野党は「牛歩戦術」や
「問責決議案・不信任案乱発」
まで、強気で押し切ることになる。(苦笑)

この、国民の目を意識しながら
政治家が法案の内容を決めていく
仕組みというのは、
結果的に国民の多くが

「まあ、いいかな?」

と思えるところで
民意を反映していることが多くて、
見事に機能していたと
僕には思えるんだよね。
まさに

「政治家はバカなことを決めて
世の中を丸く治めるもの」

という、「かみぽこ政治学」の
理論の真髄をいくような感じだよね。(爆笑)

うひょひょ。。。

だから、政権交代が基本的にない
55年体制において
法律に民意を反映していく
メカニズムだったとして
「与党の横暴VS野党の怠慢」の国会は
一定の評価を与えられていいと
僕は考えています。

そして、僕は現在の国会においても
一定の評価を与えていいと思っている。

なぜなら、民主党の代表が
岡田さんや前原さんの時代、
いわゆる

「対案主義」

を打ち出していた頃は、
政府・与党の法案に対して
激しく審議拒否したりすることなく、
対案があっさり否決されて、
政府・与党案があっさり可決されるの
繰り返しだった。

その結果、例えば

「障害者自立支援法」

とか、ちょっと内容的に
国民の間で意見が分かれそうな法律も
野党が激しい抵抗をほとんどしないで
対案出して喜んでる間に
軽々と国会を通過していた。(苦笑)

いや、ほんとの話でしょ?(笑)

それに対して、
小沢さんが民主党代表になって
「審議拒否」を復活させたら、

「個人情報保護法案」

とか、その問題点が
国民の前に明らかになって、
軽々と法案を成立させることが
できなくなった。つまり、

「与党の横暴」

を、目立たせることに
小沢民主党は成功したと
言えるのである。

そして、この延長線上に
今の安倍内閣の右往左往ぶりが
あるわけでね。

ただ、小沢民主党の戦略は
政府・与党の横暴を浮き上がらせ
その支持率を下げることには
一定の効果を挙げているが
残念なことに、
民主党の支持率を上げることには
さっぱり効果がないのも
また事実である。(苦笑)

「野党の怠慢」批判も
すごいわけでね。(苦笑)

ここで僕は、国会議員の皆様
特に、民主党の皆様に
1つ提案があるんだよね。

「もうこんな、与党の横暴と
野党の怠慢を競うような国会はやめる!」

と、宣言したらどうでしょうか?

もう小選挙区比例代表並立制で
選挙が初めて行われてから10年、
政党の数も二大政党に
だんだん収斂されてきて
政権交代の可能性も
現実的になってきているんだから
(前回の総選挙の地滑り的な結果を見れば、
逆に民主党が大勝利する可能性も
ありえるということだからね)
もう、「与党の横暴」VS「野党の怠慢」は
やめたらいいと
僕は思うわけです。だから、

「これからは、政策の内容を議論しあう
国会にしないといけない。」

と、「怠慢」批判を激しく受けている
民主党から率先して、
こう宣言したらどうでしょう。

ただ、宣言するのはいいけど、
具体性がなければ
ただの精神論に終ってしまって、
なにも変わらないだろう。

そこで、話は最初に戻るんだけど

「安倍内閣が憲法改正を最重要課題とするなら
国会についての規定を改正しよう」

と、提案したらいい。
つまりは、憲法で決められている

「通常国会」「臨時国会」「特別国会」

の規定を変えて、
外国のように国会の会期を長くする。
あるいは、1年中いつでも
国会を開けるようにする。

そして、1つの法案に対して
審議する時間を長くして
野党が「審議拒否」することの効果をなくし、
同時に政府・与党が時間切れを理由に
議論を尽くさず法案を通過させることが
できないようにする。

そうすると、国会から
「与党の横暴」VS「野党の怠慢」の
攻防がなくなり、
マスコミも、与野党の政策の違いを
報道せざるを得なくなる。

国民も、政策で選挙の投票行動を
決めざるを得なくなる。

まあ、実際には憲法改正までしなくても
「国会法」を改正して、
通常国会の会期を現行の150日から
もっと長くすることで
いいんだろうとは思うけどね。

民主党は「審議拒否」を繰り返すことによる
国民からの「怠慢」という批判に
政府がどうだ自民党がこうだと
ぐだぐだ言わないで、
真っ向から応えたらどうだろう。

それが民主党の

「古臭い野党」

のイメージを決定的に
変えることにつながるからだ。
そして、そのカギになる政策課題が

「国会会期の改革」

なんだろうと僕は思うね。

とか、なんとか言ってたら、
自民党が先に言い出したりしてね。(苦笑)

「国会改革」を自民党が先に言い出すようだったら
もう民主党は終わりだと思うよ。(笑)

それでは、またね。

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<推薦図書>

佐藤誠三郎・松崎哲久著
自民党政権

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最終更新日  2007年10月26日 10時53分23秒



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