5707616 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

かみぽこぽこ。

かみぽこぽこ。

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

キーワードサーチ

▼キーワード検索

プロフィール

かみぽこちゃん

かみぽこちゃん

フリーページ

お気に入りブログ

暮らしごと 千佳りんさん
中年よ、大志を抱け! 断言児さん
じょん・どー PhDを… じょん・どーさん
エッジ・ランナーズ 猫ジャラしマスターさん
かっちゃんの~1歩… katsuchan55さん
~ももの新たなる旅… もも1016さん
人生やだとはいえな… やだやだもんさん
講師の花道 教師Aさんさん
愛国、日本 パボアホイジオタさん
田中およよNo2の「な… 田中およよNo2さん

コメント新着

 ダンスインザダーク@ 政府税制調査会は何をしたか? 結局、政府税制調査会はこっそりと増税し…
 まくらん@ ・・・ かみぽこちゃんさんのブログは、小泉政権…
 まくらん@ ・・・ かみぽこちゃんさんのブログは、小泉政権…
 タカダ@ アクセス数  アクセス数には、アンテナに登録して放…
 ゴルゴムの仕業だ@ 狂信者に薬は効かない…どうしてこうなった かみぽこさんは民主党崩壊時に起こるであ…
2007年08月25日
XML
カテゴリ:カテゴリ未分類
さて、「かみぽこ政治学」です。

今日はこの記事から。

---------------------------------------------------------------------------

民主・小沢代表が31日に党人事、菅・鳩山氏は留任の方向

民主党の小沢代表は21日の役員会で、

「月末に人心の一新を図っていきたい。
挙党一致の態勢で政権を目指して頑張りたい」

と述べ、8月31日に
党人事を行う意向を明らかにした。

衆院選に向け、態勢を強化する目的があると見られる。
小沢氏は菅代表代行、鳩山幹事長は留任させる構えで、
党運営に大きな変化はないとの見方が出ている。

小沢氏は役員会に先だって、
鳩山氏と輿石東参院議員会長と会談し、
党人事について

「27日に安倍内閣の内閣改造がある。
それを見て人事を考えていこう」

と語り、政府・自民党の新しい陣容も踏まえて
人事配置を決める考えを示した。

役員会後、小沢氏は

「菅、鳩山両氏は留任か」

との記者団の質問に

「常識的に考えて」

と述べた。(読売)
---------------------------------------------------------------------------

うん。。。

今日の「かみぽこ政治学」では
まず民主党の人事に
焦点を当ててみたいと思う。

うひょひょ。。。(苦笑)

まあ、人事といっても
民主党の場合は
現在の体制で
参院選に大勝利したわけで
誰かを更迭しなきゃとかは
ないわけです。

もちろん菅さんも鳩山さんも
代える理由は全くない。

しかし、だからといって
民主党にとって次回の人事が
重要ではないとは言えない。
僕は

「次の内閣」

の人事、および
「次の閣僚」の役割を
もっと明確にしていくことが
1つのポイントだろうと思う。

皆さんは、
民主党の「次の内閣」の
閣僚を誰がやっているか
ご存知ですか?

これ、スラスラと出てくる人は
ほとんどいないんじゃないかな?

僕はムリです。。。(苦笑)

実際、「次の内閣」が
どんな活動をしているか、
国民から見ると
さっぱりわからないと思う。

例えば、年金未払い問題で名を上げた

長妻昭さん

だけれども、
「次の厚生労働大臣」では
ないんだよね。長妻さんはあくまで

「次の官房副長官」

なのだから。

ちなみに、「次の厚労相」は

三井辨雄さん

である。

その人、誰?(苦笑)

って、感じだろうと思う。
あれほど大変な政争になった
年金未払い問題で、
三井さんという人が、
国民に対して
必死の訴えをしたりとか
自民党を猛批判したとか
あっただろうか?

次に、今、話題の
「テロ特措法」だけれども、

「次の外相」は山口壯さんで、
「次の防衛相」は笹木竜三さん

なんだけど、
これこそ誰ですか?
って感じである。

「テロ特措法」に関して
いろんなところで
しゃべってるのは
前原さんばっかりではないか。(苦笑)

更に言えば、
「次の官房長官」は
松本剛明さんだけど、
彼、民主党本部で
毎日の定例の記者会見とか
やってますか?(苦笑)

党の見解はどうだ、とかいう時に
いつも出てくるのは
菅さんや鳩山さんではないか。

「次の官房長官」というなら、
松本さんが党を代表して
マスコミ対応すべきじゃ
ないんだろうか?

まあ、細かな話をすると
キリがないのだけど、
要するに「次の内閣」は
外から見ていて
なにをやっているのか
よくわからないということだ。

民主党は政権獲得への
次のステップとして
「次の内閣」を
もっと機能的なものに
変えていくことを
考えるべきじゃないだろうか。

民主党の「次の内閣」というのは
英国の野党の

「シャドー・キャビネット(陰の内閣)」

を参考にして、
1999年にスタートして、
時にはやめたほうがいいと
いうような意見も出たりして
いろんな試行錯誤を経てきたのだけど
現在は、衆参両院における
各委員会の筆頭理事2人が
「次の大臣」と「次の副大臣」を
勤めることになっている。

まあ、野党の国会活動の中心は
委員会での質疑だから、
筆頭理事が次の大臣・副大臣というのは
合理的だろうとは思う。

だから、国会での
政府提出法案への対応や
対案の提出という点では
それなりに「次の大臣」は
リーダーシップを
取っているのかもしれない。

しかし、国会での議事録とか
国民は普通読まないし、
マスコミも
「強行採決」か「審議拒否」くらいしか
国会でのやりとりを
ほとんど取り上げないわけで(苦笑)
「次の大臣」の地道な国会活動など
ほとんど国民は知ることがないのだ。

これに対して、
英国の「シャドー・キャビネット」ではね、
野党の個別の政策、
例えば「外交」「財政」「福祉」「教育」。。。
などなどについて、
「影の大臣」が一元的に責任を持って
対応する形になっているんだよね。

英国議会は委員会制度を
採用していないので
簡単に日本と比較できないのだけど、
いわゆる「党首討論」と同じ形で
個別の政策についても

「外相VS影の外相」
「財務相VS影の財務相」

という形で、
議会での討論が行われるわけだ。

また、英国の野党(保守党や自由民主党)の
マスコミへの対応というのは
日本のように無役の議員が
TVにてんでんばらばらに出てきて
好きなことを言うということは
ほとんどなく、
「影の大臣」が
一元的に責任を持って
党の見解を話すという形に
なっているんだよね。

そういう意味では、
仮に31日に

「次の内閣の改造人事」

が行われるならば、

「もっと踏み込んだ発信力のある人」

を、何人かは起用して、
まず、「次の内閣」への
国民の注目を集めることが
必要だと思うね。

ただ、民主党の中で
発信力がある政治家となると。。。(苦笑)

TVタックルに出演してる
人たちということに
なるというかね。。。
(笑?苦笑??爆笑???失笑????
どれがふさわしいだろうか?????)

河村たかしさん

なんて、いいんじゃないの?(笑)

「なんで、わしが

『次の環境相』

なんじゃあ!

わしゃあ、『次の総理』に
なりたかったんだぎゃあ!!」

まあ、産廃屋の親父だから、
環境相がちょうどいいかと。。。(苦笑)

それはともかくとしても、
こんな感じで河村さんが
TVで吠えれば
「次の内閣」も
注目度が上がるだろうね。

うひょひょ。。。

もちろん、マスコミへの
パフォーマンスのある人だけで
「次の内閣」を組んでしまったら
メチャクチャになってしまうわけで
あくまで、3人くらい
TVタックルの人を
加えたらいいという感じかな。(苦笑)

あくまで中心は、
実務能力のある政治家で
あるべきなんだけど、
さすがに、この

「次の内閣・閣僚名簿」

を見ると、
いくらなんでも
地味すぎるんだよね。。。(苦笑)

だから、3人くらい
パフォーマーを
入れることで
「次の内閣」への
注目を集めることである。

あ、ちなみに、二言目には

「NGOとか市民とか。。。」

言うような人はダメですよ。(苦笑)

「市民よりも庶民に」

アピールできる人じゃないと
幅広い支持を得ることは
できないからね。

まあ、それで「次の内閣」への
注目を集める戦略はいいとして、
次は、「次の大臣」の
国会活動や党内での権限を
もっと明確化することが
必要だろうね。

先に書いた
長妻さんや前原さんの
話だけれども、

「ところで、『次の大臣』はいずこに~?」
(チャーリー浜風でいきましょう=苦笑)

というのでは
よくないからね。

まあ、繰り返すけど
衆参の委員会の筆頭理事が
次の大臣と副大臣というのは
国会審議で中心になると
いうことだから、
まあ、現状では最善な
形なのかもしれない。

英国の保守党も「影の大臣」は
議会での政府批判が主な役割だからね。

ただ、委員会の筆頭理事というのは、
立法府の役職であって、
「次の大臣」というのは、
次の行政府(?)の役職だから
この2つは分けるという
考え方があっても
いいのかもしれない。

つまり、僕がいつも言っている

「徹底した政府批判の先に
充実したマニフェストがある」

という考え方からすると、
委員会の筆頭理事は
国会での政府批判を担当し、
「次の大臣」は
マニフェストの立案と
そのマスコミ対応など
国民への説明を担当する。

党内での役職の格としては、
「次の大臣」が
筆頭理事よりも
格上ということにする。

そして、マニフェストに
責任を持つということになると、
党内的には政調会に属すると
いうことになるのだろうから、
「自民党の政調会・部会」のような
政策過程に強力な影響力を発揮するような
組織作りを目指すのもいいかもしれない。

お金も人もいるけどね。。。(苦笑)

ということで、
簡単にはいかないと思うけど、
1つ言えることは、
民主党は次の国会対策として

「自民党の与党事前審査」

に、手を突っ込んでいくことを
考えるべきだと思うんだよね。

これまで書いてきたように、
小沢民主党は、

「小沢さんにしかできないこと」

として、

「地方の自民党支持層」
「中央の官僚組織」

に手を突っ込んできたと
僕は考えているのだけど、
今後はもう1つ、
政府・与党の政策過程の
重要な手続きである

「与党事前審査」

に、手を突っ込んでいったら
どうだろう。

「与党事前審査」というのは、
簡単に言えば、
皆さんよくご存知のように、
「政府提出法案」のほとんどが、
閣議決定されて
国会に提出される前に
自民党政調会(今は公明党も含んだ
連立与党ですが)に回されて、
そこで官僚と連立与党政治家の間で
いわゆる「調整」が行われて
法案修正がなされるということ。

この「与党事前審査」の問題点は、
小泉構造改革の時に
よく国民の前に
明らかにされてたように
政府の作った改革案が
与党を通過する間に
「骨抜き」に
なってしまうということ。

そして、「骨抜き」になる原因が、

「自民党政治家と官僚の間の
長年の癒着による生じた
利権を守るため」

であることが
多いことですね。

この日本政治の諸悪の根源(?)
「与党事前審査」に
民主党は手を突っ込める可能性が
出てきたんだよね。

なぜなら、参院で民主党が
第一党となったことで、
今後、全ての政府提出法案は
民主党とも「調整」しないと
国会を通過できないことに
なったからだ。

官僚は、これまでのような
連立与党との「調整」に加えて、
民主党にも法案の「ご説明」に
行かなければならないわけだ。

民主党は、この機会を利用することである。

官僚の「ご説明」に対して、
時には、法案の更なる修正を求め、
時には、自民党による修正を
突っぱねていくことで
「与党事前審査」の影響力を
削いでいくこと、
そして、自民党と官僚の間の
癒着した関係を正常化して
戦略を取ることである。

この戦略をうまくやるには、
官僚の「ご説明」に対する
党内の意思統一を
しっかりしないといけない。

官僚は民主党の個別の議員に対して
「ご説明」をすることで
切り崩しを狙ってくるということも
あるだろうから、
そういう意味でも意思統一は大事。

そこで、攻めと守りの両方の観点から
「次の大臣」以下、1回生議員までを
統率できる組織固めが
必要だと思うんだよね。

まあ、すべて1度にはできないけど、(苦笑)
民主党の皆さま、
1つご参考にしてくださいませ。

自民党支持の皆さま、
おもしろくないでしょ。(笑)

だけど、これは自民党のためにも
言ってるんですよ。

民主党が強くなれば、
自民党も強くなるんですよ。

それでは、後編に。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2007年08月25日 12時02分32秒



© Rakuten Group, Inc.