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快風身体均整院

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2015年03月20日
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カテゴリ:日常
綿毛に風を受け、ふわふわ飛んでいくタンポポの種。

地面に着地して芽を出すか、川に落ちて流されるか。それとも誰かの家の玄関先、ほうきで掃かれてしまうのか。

運命を分けるのは、どんな風に乗ってどの方向へ、どれだけ飛びたいかを考えての綿毛づくりです。

毎日風に吹かれているうちに、自分にとって心地よい風が分かってきます。「いずれ飛び立つときには、こんな風に乗りたい」

綿毛づくりに必要な分の栄養を、根っこや茎を通してもらったら、こっち側の綿毛を多くして、舵取りのためにここはこうして広げて。

できあがると、「えっ、もう行ってしまうの?」というくらい、あっさりと飛び立ってしまいます。

「腹へったよー、俺にどんどん栄養回せよー」と、考えもなしに綿毛を増やす種は。

たまたまの強風にあおられたり、近所のいたずらっこに「フーッ!」とされ、川やコンクリートの上に落ちてしまいます。

重すぎて飛ぶことさえできず、茎や根っこの寿命とともに、一緒に枯れてしまうかもしれません。

うまく飛び立った種は、行った先で大きな花を咲かせるでしょう。そして自分もたくさんの種を育てながら、さらに磨かれます。

選んで近くに着地してくれた種。何とか飛び立ったけれど、すぐに近くに落っこちた種。対岸まで旅をした種。

川をはさんだ土手のあちらとこちら側。いろんな黄色で満開です。

pontata2.jpg

無料イラスト「イラストわんパグ」さんより







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最終更新日  2015年03月20日 07時32分31秒
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