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カテゴリ:日常
工作、プラモデル、手芸、パソコン組み立てなど、物づくりって楽しいですよね。
以前、20年以上かけて、自分一人で家を建てた男性の話を聞きました。 普段は都内で暮らしてお勤めし、週末になると、気候のよい高原に買った土地に出かけて、いちからこつこつと。 いつから住む、誰と住むなど、それほどはっきり考えていたわけではなく、ただ作るのが楽しかったそうです。 そのうちに、娘さんが大きくなって、ケーキショップで働くようになり、洋食料理人の彼と知り合い、結婚しました。 そんな年月の流れの中で完成した高原の家。 娘さん夫婦に、料理とケーキのお店を兼ねて住んでもらうことにすると、自分が住むよりも、もっと幸せな気持ちになりました。 小学校の夏休みの宿題で作ったことがあるかもしれない、牛乳パックや、シャンプーの容器で作った船。 作ったら何をするか、最初から見えています。池やプールに浮かべて、指先でちょんと押して、スィーッと進ませて遊んだり。 そんなときふと「もしもフェリーとか、本物の大きな船を押したらどうなるかな?」と、押してみたくて仕方がなくなった人は、押しに行きましょう。 静かにジーッと押し続けていると、指先から伝わった圧は、徐々に船全体を包み、一体感が生まれます。 船は進むことはなくても、何かが進み始めます。 高原の家の男性も、二十数年かけて家との一体感を楽しんでいるうちに、家が完成し、家族が増えていきました。 好きなこと、やりたいことって、「これが何の役に立つのか」「仕事につながるのか」「こんなことしている場合じゃないのでは?」なんて、難しく考える必要はありません。 一体感を楽しみましょう。あとは自然にどんどん広がっていきます。 ワンポイント均整コーナー 施術もコツは一体感です。例えばお客様の体を揺らしてゆるめる技。 ただ機械的にぶるんぶるん揺らしたら、自分とお客様はバラバラ。車酔いみたいにさせてしまいます。 最初はほんの何ミリかの気持ちで向こうに押して、戻ってきたらふわっと受け止めながら、また向こうに行くのをちょっとだけ手助けする。 この繰り返しで一体となった揺れは、気持ちよく大きくなっていくのです。 揺すぶり操法、ぜひ均整院で体験してみて下さいね。 ※『一体感 -その1-』(2016年4月1日) ※輪ゴムを使った均整法の本『アレルギー性鼻炎は輪ゴム1本でよくなる』、好評発売中です。 『アレルギー性鼻炎は輪ゴム1本でよくなる』 (田川直樹、おかのきんや共著) ※輪ゴム均整の本を共著して下さった、おかのきんやさんの最新刊。読むだけで元気になれます。 『あなたがいい。超訳手塚治虫』 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2016年09月02日 09時16分20秒
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