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テーマ:宮島(219)
カテゴリ:宮島
こんにちは!上甲です。
今日は厳島神社の神様についてのお話。 現在、厳島神社に祀られてる神様は、宗像三女神です。 ![]() ■市杵島姫命 ■田心姫神 ■市杵島姫神 こちらの三女神が祀られてるのは皆さんご周知の通りだと思います。 しかし、実は厳島神社が創建された時は違う神様が祀られていたそうなんです。 そもそも、厳島神社は神を祀る神聖な場所として「伊都伎島」「厳島大明神」と呼ばれていたそうなんです。 平安時代に平清盛が創建(再建)した際には、上記の呼び名のように、「伊都伎島大明神(厳島大明神)」が主祭神として祀られてたとされてます。 宗像三女神は、大宮(主祭神)の隣に相殿神として祀られてたそうです。 鎌倉時代後期に宗像三女神が主祭神として祀られ始めます。 宗像三女神が主祭神として祀られ始めたのは、仏教の弁財天と同一だとされたためと言われてます。 ※よく、厳島神社の神様は弁財天様だからね!っと仰る方がいらっしゃるのはここが始まりなんですね! 鎌倉時代は、武家が台頭してきて、仏教が広まってきたために、このように変わったのではないか?とされてます。 ![]() この頃、厳島神社の神様は、 市杵島姫命は伊都伎島大明神と習合したとされてます。 ※宗像三女神の市杵島姫命=弁財天とされてます。 弁財天ですが、これも時代背景が色濃く出てるんですが、宇賀神という仏様(五穀豊穣、招福の神様)と習合してます。なので、弁財天は五穀豊穣、招福の代名詞と言えるんですね! ・・・ここまで書いておいて、ややこしいですよねw 因みに、市杵島姫命と伊都伎島大明神が習合した理由は、「いつきしま」の呼び名が同一だったからとされてます。 弁財天と市杵島姫命が習合した理由は、お互い「絶世の美女」だったからと言われてます。 簡単に言うと、厳島神社の神様は変わったのではなく、色々と習合していって、今の宗像三女神が祀られてるということです。 ![]() ■「伊都伎島大明神(厳島大明神)」→神仏の習合「弁財天」+「宇賀神」→市杵島姫命(宗像三女神) うん、覚えなくてもいいと思いますw 明治時代に、神仏離合により弁財天は大願寺に移られて祀られてます。 時代背景によって神様も仏さまも変わって行くってことですね(`・ω・´)b さて、今日は厳島神社の神様について書かせていただきました! こういうことを書くときは必ず最後に諸説あります!とだけ言っておきますw では、また! 皆様のご旅行が素敵な思い出になりますようにヾ(≧▽≦)ノ ☆★☆YouTubeチャンネルはこちら☆★☆ 錦水館しかしらない宮島の世界 ■錦水館のご予約はこちらから☆ 宮島潮湯温泉 錦水館 ■ホテル宮島別荘のご予約はこちらから☆ ホテル宮島別荘 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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