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テーマ:思い出(22)
カテゴリ:馬の話
前の再編集から続きで6まできました。
みなさんこれは、実話ですから^^ この時のキラ、ほんとわがままです。だけど、私はこんな自分も好きです。 その時々の時間にいたキラを憶えてる限り、書き留めたいと思ってます。 だから、お付き合いくださいね。 いろいろな声援に囲まれながら、私は競技に臨みました。 この時どきどきしたかって?緊張したかって? いえ、私は燃えていましたよ。 やったるでぇ!!!っです。(笑 その前にいじけていたキラはなんだったんでしょうね^^; そして高いバーに対して不思議と怖さはありませんでした。 それよりもなんだかやれそうな気がしていたんです。 あれだけ初級障害で躓いてたのに・・・・・・ モニの背中に乗った私は、障害が並んだ馬場に入っていきました。 初級障害の競技さえ満足に出来ない、私が中級障害です。 仲間が固唾を呑んで、馬場を取り囲んで見ていました。 開始の笛が鳴ったとき、私は周りのものは見えなくなりました。 ただモニと私だけの世界です。 目の前の障害を飛ぶだけです。 一つ目を飛びました。 今思えば、それだけでもすごい快挙なことでした。 モニでは飛んだことさえない高さのバーだったからです。 私の目は次の障害に移っていました。 この後のことは、正直言うとあまり憶えていないんです。 どうやって飛んだなんか憶えてないんですよ。^^ いちゃってたんでしょう(笑 ただ、なんと10個のうち 5つぐらいバーを飛んだってことだけ憶えてるんですよね。 すごいでしょう? モ二で飛んだんですよ 半分も飛んじゃいました。ヾ(〃^∇^)ノわぁい♪ あとで友人に聞いた話ですが、見ていた仲間達が 一つ飛ぶごとに、 「おお!!」 ってすごい声を上げてたそうです。 私がよく憶えてることは、すごく気持ちがよかったってことです。 競技が終わった時、 みんなからすごい~~って声かけられました。 いや、ほめられたのはモニですよ^^ だって、障害飛んだのはモニなんですから^^b (笑 この競技試合で、私の友人も出ていました。 友人の担当のラミを引き連れての 競技です。 しかし、成績といえば・・・・・・ さっぱりでした。最後まで飛べず、失格という成績です。 でも、彼女だって初めての遠征競技。 仕方がないことです。 帰りの電車で友人にこう言われました。 「あんたはいいわよ」 「へっ?」 「だって、私なんかラミなのよ。いつも入賞している馬というだけで (自分では入賞したことがありません。他の方です。) どれだけプレッシャーがかかってたと思うのよ」 「・・・・・」 「最後まで行くのが当たり前みたいなこと言われて、 それが出来なきゃ、乗り手が悪いってことじゃない」 「・・・・・・・(;´Д`)」 気持ちがV(○⌒∇⌒○) ルンルンしていた私は 彼女がどういう気持ちでいたのか気がついてませんでした。 彼女は、この競技で悔しい思いをしていたのでしょう。 私は、自分のことしか考えてなかったのですね。 それがはっきりわかりました。 最初は貧乏くじを引いたとしか考えてなかった私・・・・・・ 友人は友人で、すごいプレッシャーがかかってたんですね。 知りませんでした。 なんて浅はかなキラだったのでしょうか 愚かでした・・・・・・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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