カテゴリ:エッセイ
都会のネオンと車のライト、街の雑踏とエンジンの音、街路樹と星のない空。 ここには数え切れないほどの人の祈りが眠っていて、目覚めるいつかを夢見てる。 この街のざわめきが、小さな光の粉になって助手席へと滑り込み、僕を見つめていた。 どうして夜の街がこんなに好きなんだろう。 僕にとって夜の街は全宇宙なんだと思う。 空と大地は区切りがなくて、真っ暗の空間の中にたくさんの宇宙船や、惑星が浮かぶ。 その中で僕は永遠に続く時の流れと、限りない可能性の冒険の旅へと出る。 優しい宇宙の風よ、街路樹の向こうに光り輝く惑星たちよ、 どうか、僕のこのちっぽけで、消え入りそうなハートに、 薔薇のように赤い情熱の炎を灯しておくれ。。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Aug 22, 2006 01:39:44 AM
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