はじめに2004年2月、あずりんは急性骨髄性白血病になりました。それまで、病気には無縁の私でした。 「間違いなく白血病です。直ちに精密検査と入院治療が必要です」 白血病の告知を受け、その日から約5ヶ月の闘病生活を送る事になりました。 ちょっとカラダの調子がおかしいな。病院へ行って薬を貰ってくれば、よくなるかしら・・・ そう、気軽に病院へ行ったのに、まさか、そんな重い病気を告知されるなんて夢にも思いませんでした。 突然の告知に、頭の中が真っ白になりました。 家へ一度、帰ることも許されず、そのまま血液内科のあるJ病院へ救急車で運ばれました。 「白血病」と聞いて、皆さんはどのようなイメージをお持ちですか? 私は、告知され救急車で運ばれるときも、処置室で初めてマルク(骨髄穿刺)を体験したときも、 当初、「何故?私が。私は死んじゃうのかな・・・」そう思っていました。 この白血病と言う病がどのような病気なのか、全く知識がありませんでしたし、 映画やドラマでは悲劇のヒロインのなる病気といったイメージが強かったから。 でも、入院してすぐに担当のドクターが私に言ってくれた言葉があります。 「今は、白血病の治療もどんどん進んで、治る可能性がある病気です。 だから、一緒に頑張りましょう。最善をつくしますから、信じてください」 そうおっしゃって下さったのです。 そして、治る可能性があるのなら、元気になれるのなら、何でも治療をしていこう! 今私ができる事は、病院で治療を頑張る事なんだと思えたのでした。 だけど、治療中は、やはりとても大変でした。 最初のうちは、血液が止まら無かった。 夜、何となく首が気持ち悪いと思い、ライトをつけたら、手も、枕も、髪の毛も、 首のカテーテルが入っている場所から、多量の出血で血だらけになっていたり。 毎日、血小板と赤血球の輸血が無ければ私は生きられないのだと思い、落胆したり。 抗がん剤治療で髪の毛がぬけたり・・・ くじけそうになった事も多々ありました。 でも、「絶対に元気になりたい。また、以前のように自由に動き回りたい」 そのキモチを捨てることなく、頑張ってきました。 白血病の治療は、種類や、状態によって、大きく異なります。 白血病はかつて「不治の病」といわれていた病気。 進行も早く、一つ間違えれば、その患者さんの生命・運命をも揺るがす病気です。 でも、今は違います。 医療も、日々、進歩を遂げています。 だから、もしも、白血病だと告知されたとしても、決して諦めないで欲しいです。 だって、こうして、元気になった患者がいるのですから。 服用する薬、抗がん剤、骨髄移植、さい帯血移植・・・ 色々な治療があります。治る可能性を秘めた方法があるのです。 白血病と宣告され、不安の真っ只中で、このサイトをごらんになる方もいらっしゃるかもしれません。 私の闘病日誌・今の様子を知っていただいて、少しでも勇気を持っていただけたらと思っています。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2006年1月、定期外来の検査結果で、数値に変化がありました。 その時の骨髄検査で、残念ながら再発となりました。 現在、再入院し、再寛解に向けて、治療をしています。 治療の様子はできるだけ ブログに載せていこうと思っています。 「頑張りすぎない、でも諦めない。今を一生懸命に生きたい」 いつも、私が思っている言葉です。 このホームページは、闘病の記録と共に、私が生きている証にしたいと思っています。 wrote by ☆あずりん Copyright (C) Azu*Blog. All Rights Reserved. ジャンル別一覧
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