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テーマ:焼酎奇譚(2)
カテゴリ:男の手料理・食日記
11月1日は『本格焼酎の日』なんです。(今日は2日だけど)
こんな話題で日記を書くと「かなりの酒飲み」と思われるでしょう? 確かに飲むこと、食べることは好きです。新しい味に出会うことが楽しいと思っています。でも、部屋に酒を置かない主義なので日常的に飲むことはありません。 お酒は「味を楽しむ&コミュニケーションの潤滑剤」と認識しているというのが、僕のお酒の定義でしょうかね。 現在、焼酎の特別番組を作っています。(去年も作ったんですが)いろいろと面白いことを知ることができて、他の人にも知ってもらえたら「焼酎の認識」も変わるのではと思ってます。特に女性の方々は間違った認識をしてる方が多いと思いますので。暇をみてはカキコしていきます。 今日のタイトル『本格焼酎とは』 焼酎には『本格焼酎』と『焼酎甲類』というのがあります。 焼酎は甲類、乙類に分けられているのも同じ分類にあたります。甲乙と分類すると乙が格下と思われることから『本格焼酎』という呼び方が定着したようです。 まずは『焼酎甲類』 ホワイトリカーと呼ばれる純粋アルコールの水溶液です。居酒屋などのチュウハイや梅酒を漬けるときに使われているのはこれです。明治時代に登場した『連続式蒸留機』でモロミを蒸留するもので、くせがない焼酎ができます。逆に言うと味わいがない焼酎ということです。 そして『本格焼酎』 日本では500年以上前から作られている焼酎で、原料の名をとって米、いも、麦、そばなどの表示があります。僕の九州では、米は熊本、いもは鹿児島、麦は大分、そばは宮崎というイメージがありますね。 本格焼酎は『単式蒸留機(ポットスチル)』というシンプルなしくみで蒸留しますが、同じ原料の焼酎でも作り方によってはずいぶん風味が違うものができあがります。 単式蒸留機は発酵したモロミを熱して、その蒸気を冷却するというシンプルなもの。(技術的には蒸留の圧力を変えたりと複雑ですけど)モロミを加熱することで、アルコール以外の揮発性の芳香成分が混じることで、本格焼酎独特の風味が生まれてくるんです。 シンプルに書いたら分かりにくくなりましたかね? 次回は「焼酎はくさい」とのイメージを一新した新しい蒸留技術についてでもカキコします。 ちょっと堅い内容になってしまった。 僕がわかる範囲で質問もお受けします。 明日は『焼酎鍋パーティ』開催です。 3年ぶりの焼酎鍋なんで楽しみ楽しみ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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