妻は本日無事実家から戻った。
荷物が多かろうと、大通り地下の駐車場に車を入れて紀伊国屋にて待つ。
村上春樹『ロング・グッドバイ』と町田康の思い出せず悶絶した作品、結局は『くっすん大黒』併録の「河原のアパラ」、妻に読ませるために再び購入、ついでに『権現の踊り子』、息子が探していた『どろろ』1or2、そして妻はまだ来ない、店内をうろついてあれこれ立ち読みしていると『闇の表現者 アングラ機関説』平岡正明を見つけてしまった。
若松孝二、足立正生、団鬼六、澁澤龍彦、麿赤児、唐十郎、寺山修司などなどてんこもり評論集である。
おまけにモーニングとイブニングもある。
しかしなぜ、こんなに太っ腹になれるかというと、給料が二度出たもので。
なにやら日給扱いの臨時職員の給与の締めと月給扱いの嘱託職員の締め日が違うということで、安い給料ながら二度出るという、思いがけないことがあったがためである。