アメフラシ(子供)
水槽が寂しくなってきたので、石でも入れようと御坊まで出かけた。煙樹ガ浜は台風で打ち上げられた瓦礫がすっかり片づけられて以前のようにきれいな浜になっていた。でも重機の入れない磯のほうにはまだたくさんの瓦礫があります。 手ごろな海草付の石を拾い、潮溜りを覗くと真ん中に蛸が座っていた。掬い上げると小さな蟹が数匹、一緒に上がってきた。どうもこの蟹の上に乗っかっていたようだ。持って帰るのは気が引けたので、そのままお引き取り願った。でも、そばにあったナマコはありがたく頂戴し、今夜の食卓に酢の物で登場した。 潮溜りの中の海藻に小さな黒いウミウシ状のものが見える。よく見るとあちこちにいる。たぶん、アメフラシの子供だろう。昨年の夏、この辺りに大きなアメフラシがたくさんいたのを覚えている。今年の夏も大きくなってみんなを楽しませてくれることだろう。2012.01.28(御坊市美浜) 3,600歩本州のウミウシ著者:中野理枝価格:2,980円(税込、送料込)楽天ブックスで詳細を見るにほんブログ村