【平成17年11月7日】松原、藤本両先輩が2005年11月7日のNYマラソンに出場
松原、藤本両先輩が11月7日のNYマラソンに出場。完走されました。二人は60歳。この快挙で紹介致します。マラソン前マラソン後(以下藤本先輩から福澤先輩宛てられたメールを紹介致します)ご声援ありがとう。お蔭様で両名ともNYシティマラソン2005を完走できました。紅葉のセントラルパークを感動のスタート、NY一のベラザノナローブリッジをわたり、5区を駆け抜ける。地域によって文化が違い応援の音楽もブルース、ジャズ、レゲエ賛美歌まであって沿道を埋め尽くす応援に力付けられる。何といっても声援が途絶えない。シャツに書いたわれわれの名前を見てオリンピック選手のように呼んで応援してくれるのである。それでも30Kmを過ぎると何ぼなんでもへこたれてくる。根性や!と思うけど走ってるのは手だけで足が反抗しだす。なだめたりすかしたりしながら、とぼとぼと駆ける。1マイルごとの給水で腹はどぼどぼに。二人は35kmくらいまでほぼ同位置。次第に私が遅れる。もう止まりたいと思うけど、Fuji,Fuji,you can do it! Good job Fuji! と声を合わせて応援してくれると止まるわけにいかん。うらめしい。26マイルを過ぎてからは100mの距離が1Kmくらいに感じる。ゴールでは写真をとるからエエ顔をして入れと聞いていたので鼻水くしゃくしゃの顔を「闘魂」のはちまき手ぬぐいでぬぐって別人の作り顔でゴール。先に入った松原が迎えてくれ抱き合って喜び合った。世界一のニューヨークシティマラソンに出ようと言い出したのは松原である。あいつが「やろか」と言うたら、「せやなあ」と言うて結局やる。40年前に空手道で一緒になってから早や還暦。いくつになっても変わらん。二人が住むブラジルー日本とニューヨークで地球上に大三角形ができるビッグイベントになった。練習中は互いにメールでコンディションや練習方法の情報を交換し一喜一憂してきた。単純なことながら限界まで行くとまさに体面を失う事態になる。けどさこまでさらけ出したら後は実に爽やか。人生は自分らで作るドラマやな、そんなことができたのはやっぱり空手道部によるところが大きいなと思い返している。NYの人たちには「気」をもらって帰ってきたように思う。末筆ながら西川先輩、福澤君の激励有難うございました。OB会盛会を祈ります。 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■どんどんOBの紹介をおこなっていきたいと思っておりますので、OBの皆様の自己紹介・近況報告を事務局までご連絡ください。■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■