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昨夜、氷川きよしとしてデビューした2000年のダビングDVDを見ていました。
今から23年前、まだ22歳の「きよしくん」です。 デビューしたばかりですからキャンペーンで全国を巡り、楽屋もない勿論メイクさんもスタイリストさんも付いていない時期。マネージャーさんと二人で電車移動で仕事場に行く日々。 当時の方が本人も周りもまだこの先どうなるかわからなかったので良くも悪くも「氷川きよし」で遊べたというと言葉は悪いかもしれませんが、自由に結構ポップスを歌っているんですよね。 見た目がいわゆる典型的な演歌歌手ではなかったですから、歌番組がそのビジュアルに合うようなポップスのカバーを歌わせて楽しんでいるといった感じがありました。 それが白雲の城でレコ大の最優秀歌唱賞を受賞して、人気実力その存在感が一発屋では無いなと周囲が認め始めてからは気軽に演歌以外の曲を氷川きよしに歌わせることが段々少なくなっていったように思います。 当時から元々ポップス歌手に憧れていて、演歌は全く詞の意味もわからなかった。でもお年寄りの方が喜んでくれるのが嬉しくて歌い始めたと色んな番組で語っています。 本人の意思に関係なく、演歌歌手として演歌一本で演歌界を担っていく存在として期待されるようになっていったことが「氷川きよし」自身をがんじがらめにしてしまったのでしょうか。 当時は怒涛のスケジュールをこなすことに精一杯で、自分の意思は後回しになっていたその姿を今見ると、健気で本当によく頑張ってたねと抱きしめてあげたくなります。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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