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らる935

らる935

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2008年01月01日
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カテゴリ:海外ドラマ

珍しくAXNにわたし好みの番組を見つけました。
題して「コールド・ケース」←未解決の事件のことをこう言うのだそうです。
主人公は女性刑事のリリー・ラッシュ。
未解決の事件を担当する部署に所属している。
金髪で深い感情のこもったまなざし、でも事件に対してまじめで正義感が強く男勝り。その容貌と人情味のある話術で閉ざした心を開く目撃者も多い。

それは2年前。母親(ロージー)と幼女(彼女の子供=トーヤ)がそろって自宅のアパート窓から突き落とされたという通報で犯人を捜したが、その場を逃げていく黒人がいたという目撃証言があったのみで解決に至らなかった。
女児は落下の衝撃と骨折により即死、母親はやはり衝撃で昏睡状態に陥り、事件の証人となる者がほかに誰もいなかった。
ところが母親がこのほどその昏睡から醒めたという。
まだ彼女は娘の死を知らない。リリーたちは病院で彼女の話を聞く。
だが目覚めたばかりの母親はただ
「トーヤの腕にはアザが…」「蝶々が…」
ととりとめのない言葉しか言わず、事件のことを思い出せない。

ロージーは未婚の母でアルコール依存で生活保護を受けていた。
福祉局やアパートの管理人に当時のロージーたちの生活ぶりを聞きにいく。
福祉局の人間は事務的だったが、アパートの管理人もトーヤの学校の教師もロージーが愛情深い母親だったと証言した。
ロージーたちが住んでいた部屋は借り手がつかず空き部屋になっていた。当時の資料にはなかった壁の穴を発見したリリーはそれが居間に置かれたビデオデッキとの接続コードを寝室につなげていたことを発見する。
さらにロージーが子供の頃実の父に虐待されていた事実もつきとめる。
書類に彼女に親近者や夫はいないとされていた。リリーは父親に電話する。

***

物語の進み方、捜査にあたる刑事たちのごく普通の会話など、どこかでこういう感じがあったなーと思ったら「WITHOUT A TRACE」のジェリー・ブラッカイマーの制作だということ。うなってしまいます。人物描写が簡潔で深い。(どっち?)

リリーは幼少時に母親の虐待に遭っていたらしい。それについて「気の毒に」というような対応をされるとやっぱり無視します。無視するしかないよね。
いかにもっていう過去のつらい思い出には触れられたくないのは人間の常でしょう。

この主人公、とても目が印象的で男を惑わすような美人ではないけど、知的な美しさがあります。視線に引き込まれるというか。
一話完結ドラマでひとつずつ未解決事件の箱に終了印が書かれて終わる、というすっきりしたもの。全部は見てないのがちょっと残念。
ま、そのうちまた再放送するでしょう。

オススメです。
ちなみに年が変ったので1日に書きましたが、放送は31日でした。






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最終更新日  2008年01月01日 22時15分05秒
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