本日、スカパー無料開放デーでした。
久々にクラシカ・ジャパンも見られる日だったのですが、ショスタコービッチはなじみがないのでパスしちゃった。もったいない。。。
そのかわりにシネフィル・イマジカで「追想」が。
何を隠そう、亡き母(昭和2年生まれ)の影響で、モノクロ映画時代の有名俳優の作品を見ていたことがありまして、、イングリット・バーグマンに注目してました。
「追想」はイングリッド・バーグマンとユル・ブリンナーの出演するカラー作品で、原題は「アナスタシア」です。
「アナスタシア」は1997年に20世紀フォックスがアニメ映画を公開して、わたしは確か見に行きました。ミュージカル仕立てになっていて、きれいな曲があったのでCDを購入した記憶があります。
アニメでは子供が受け入れられるような設定にしていましたので、「追想」とはストーリー進行も結末もかなり違います。
久しぶりに見て、あの頃の映画のストーリーの持っていきかたが、とってもわかりやすく、さらにまるでオペラのようにせりふが多いってことに気づかされました。
でもやっぱりイングリッド・バーグマン。
美しすぎ。
1915年生まれの女優さんなので、公開時は40歳超えてたということになるんですが、気品があって文句なし。
あんな正統派の美人女優というのは、最近あまり受け入れられないというか、そもそもいませんよ。
うーんと、、スケーターでは(なぜここでスケーターが出てくる?っていうつっこみはなしにしてね)キーラ・コルピなんかどうですか?落ち着きもあるし、美人ですよね。
グレイシー・ゴールドか?というと、ちょっと違う気がしますが。
ユル・ブリンナーといえば「王様と私」のイメージがありますが、どこの国の人なのかわからないような風貌と当時は珍しくスキンヘッドの俳優さんでかっこいいなーと思ったものです。
思い出したのはバーグマンの映画の中でもべたべたの恋愛映画の「別離」(スウェーデンでは「インターメッツォ(間奏曲)」というタイトルでした)も20代のころのわたしは何の疑問もなく、時代が違うなー、、くらいの感想で見ましたっけ。
そしてスウェーデン語って、英語よりも言葉が複雑で、さらにせりふが多いように聞こえました。
でも、どこへ出てもイングリッド・バーグマンは最高だ、、とビデオに撮りだめた遠い日を思い出します。