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テーマ:今日の出来事(288881)
カテゴリ:家族
こんにちは 今日午前中、カミさんと2人で入院中の父を見舞ってきました 父に朝から夜遅くまで付き添う義母に昼食のお弁当を持って…… 父は先週末に敗血症を併発し、かなりの重篤だったのですが 抗生剤の投与と義母の献身的な介護にだいぶん持ち直した様子で、 病室にはいると目を覚ましておりました。 しかし、意識が混濁しているのか、時々訳の分からないことを話し 明らかに入院前とは変わった様子であることから、 ついに痴呆もきたか…と思いましたが 義母の話では 「頭は比較的しっかりしており、今の入院生活や薬の影響ではないか」とのことでした。 それにしても父が喋ると、口のもつれがあって この出来の悪い息子は何を言っているのか…よく聞き取れず また、時折、訳の分からない中にも、 分かっているような父本来の我が儘が垣間見えると このバカ息子は、イラッとしてしまうのです 献身的に介護する義母は、父が何を言っているのかすぐに分かるようで …流石は妻です また日頃、幼稚園で障害児の子供と接しているカミさんも、父の言葉をよく聞き取り まったくもって自分は介護というものに理解が無く 介護に従事する人たちの凄さを改めて痛感するのです 自分が子供の頃から仕事人間で我が儘な父を軽蔑する一方で、 やはり心のどこかには尊敬する部分もあって 自分の死生観から、情けない話ですが 父が弱っていく姿を受け入れたくないという部分があるのだと思います 今日見舞った限りではもう退院することは難しいのではないか …と義母と話していたのですが、 父はそんな病状でも、医師や看護婦さんに対して、 孫(我が家の息子で父の中では期待のエース)のことを自慢しているらしく 近く迎える孫(我が家の娘)の誕生日も忘れていないらしく、 娘に渡すようにとお小遣いを預けられました 恐らくこれは義母の配慮もあってのこととは思い… 献身的に介護しつつ、周りにも気配りを欠かさない義母には本当に頭が下がりますm(__)m 1時間半ほど見舞った帰り際に、「早く良くなれよ」と“父の手”を握ると、 目を開き、笑顔で「また来てね」としっかり話した姿が瞼に焼き付いています 何だか今日のこの光景は一生忘れられないような気がしながら帰宅しました お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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