atelier fu:wa

昨日、微熱で学校を早退した「うり坊」。
自宅で様子を見ていたものの、結局３７度以上の発熱がなかったので
通院もせず、身体を休めることにつとめました。
で、本当なら学校に行かせても良かったのかもしれないけれど
念のため、今日は休ませることに。

たっぷりごはんも食べて、たっぷり睡眠をとった「うり坊」は
喉の痛みも気にならない様子。
このまま良くなるといいね

さて、「うり坊」が家にいるからと言って
予定を変更するわけにはいきません。

昼前には、私自身久々の、歯医者に行ってきました。
ここのところ、左上側の奥歯でものを噛むと
痛い、と言うよりは、押さえつけられるような違和感を感じていて
そのために、右側だけで噛むような状態だったので
一度診てもらっておいた方がいいかな、と思って。

結果、虫歯等はなし。よかったよかった。
もともと、歯周病はあるので、不摂生などが影響しているのかな？
気になる部分に先生がレーザーを当てて
あとはクリーニング＆フッ素塗布で終了。

帰って「うり坊」に昼食を食べさせたあと
あわただしく、中学校へ。

そう、「おさる」の３者面談の日だったのです。

「おさる」は、現在、自宅にて通信添削の教材を利用し
塾などには行かず、自力で頑張っています。
その割には、成績は健闘している方だとは思いますが
「おさる」が目標としているところには、あともう少し届きません。

教科担任の先生のコメントに
「集中力が出るときと、ないときのムラが激しく
　集中力がないときはたちまち、態度も悪くなる」とありました。
要するに、好きな教科は目の色を変えて集中するのに
嫌いな教科は「聞いてもつまらん」とばかりに、はなからあきらめてかかっているのです。
それらは決まって、暗記さえすればある程度の点数は取れる教科です。
なんとも、もったいない・・・

そして今日は「生活態度に多少、乱れがみられる」と指摘されました。
といっても、世間一般で言われる、いじめや暴力などの『問題行動』ではなく
名札をつけていない、靴の踵を踏んでいる、学生服の第１ボタンを留めていない
などなど、ひとつひとつは『些細なこと』。
正直、こんな部分まで、内申点を気にして行動しなければならないのか、
といった気持ちもあります。

しかし、それらより私がとても気になったのは
生徒は一足先に教室を出て、その後保護者と先生の２者懇談になるのですが
退室するときに先生への挨拶がない。
ドアをきちんと閉めない。
これは、成績、内申うんぬんを抜きにして
できなくてはいけない最低限のマナーのひとつだと、私は思っているので
いくら「格好をつけたがる年頃」だとしても
許してはいけないと思いました。

「おさる」の目標校には推薦入試制度があり
推薦を取れると、そこでダメでももう１度一般入試も挑戦できるので
チャンスが２倍になります。
だけど、「これらの改善がなければ、成績をクリアしていても推薦を書くわけには行かない」
そう、はっきり言われました。

部活を終えて、私よりあとに帰ってきた「おさる」に、話をしました。
ざっとこんな感じで。

わかったかな、「おさる」。
キミが目標としているところは、これほどハードルが高いところなんだよ。
世の中、好きなことだけをしていればそれでいい、なんて甘いことはない。
社会に出たら、気の進まないことをしなければならない時はいくらでもある。
「この勉強をしていて、将来何の役にも立たないんじゃないか？」と言うことがあるけど
そう言う教科を頑張って勉強していくことは、成績ももちろん大事だけど
『やらなければならない』気の進まない仕事から逃げずに踏ん張れる社会人になれる、
そう言うところにつながっていると母さんは思う。
先生が指摘した「生活態度」は、些細なことだと思うかもしれないが
実際、先生方はそういう細かいところまでしっかり見ているわけだから
ほんの少しの心がけで改善できるところを放っておくのは
もったいないとは思わない？
そして退室の際の態度が一番残念だった。
もし、推薦を取れて、面接に挑むようなことがあれば
普段からできていないところは、そう言う場で必ずボロが出るし
それ以前に「やらなければいけない最低限のこと」だと母さんは思う。

どれだけ本気で聞いていたかはわかりませんが・・・
今回の懇談では、「これ以上には成績をキープしなければならない」
という具体的な数値や、生活態度での改善点がはっきりわかったので
本人も、このままではいけない、と思ってはいるようです。

そろそろ本気になれよ！
あと１年、でももう１年しかないのだから。