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November 17, 2011
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カテゴリ:カテゴリ未分類
静岡のネット友、ちかさんが会いに来てくれました。
いろいろおしゃべりしたいじゃない?と言って、
新幹線に乗って来てくれたのでした。


話が弾みましたが、話している間に自分の頭の中が
整理されてくるということがありますよね。
ちかさんは、まさに私の頭の整理のために来てくれたんだと、
整理されるにつれてはっきりと理解できました。

ちかさんと話していて私は、自分が家庭を放り投げるくらいの気持ちで、
被災者の方たちのために活動していくのでなかったら、
情報発信くらいで何か変わると考えるのは、
おこがましい、傲慢だという気持ちが自分にあるのに気がつきました。

「私のしていることは傲慢ではないか?」という気持ちがあるから、
情報発信しつつも、一部の人を傷つける内容であることに、
罪悪感が湧いてきて、辛いのだと思いました。
傲慢さはいらないので、手放したいと思います。

誰もが、自分が投げ込まれてしまった運命の中で、
どれが正しい情報かもわからず、
自分の道を自分で選択して生きています。


一昨日の日記に書いた野呂美加さんのように、
チェルノブイリで被曝した子供を、放射能を抜くために、
保養に出すNPOを立ち上げて、全力を尽くすとか、
あるいはその話に出てきた旧ソ連の先生たちのように、
投獄されたり家を焼かれたりする覚悟で子供を逃がすとか、
そのくらいの覚悟がなければ、誰かを救うなんて無理なんですね。


それをうすうす心の中で感じていたことに、気がつきました。
ちかさんとおしゃべりしたおかげです。

最近の私が、ヒステリーのような日記を書きつつ、
それを読んで傷つく人を想像して苦しいと思い、
でも、情報発信することで、一握りの人でも救えないかと願い、
願ったくらいではそんな奇蹟は起こりそうもない現実に、
つぶれちゃっているのを見かねて、わざわざ新幹線に乗って、
ひさしぶりにしゃべろうよと言って、来てくれたんじゃないかと思います。


こういうことが出来るのは、上級の人だと思います。
上級の人を私は尊敬します。
ありがたいなぁと思いながら帰宅しました。

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帰宅すると、家のポストに、別のネット友Eikoさんからの
自著の本が入っていました。


北斗プリント社の「白のTremolo(トレモロ)」という本です。
自費出版なのかもしれません。京都の会社です。
私はいつも本を最初から読みますが、
今回は目次を見て、「著者のこと」「あとがき」を先に読みました。
書かれていたことは、みんな知っていたことだけれど、
ボロボロ涙を流しながら読みました。

脳性小児麻痺を背負って、早産で生まれてきたEikoさんは、
言語障害と不自由な手足を持って育ちました。
高校生の時、悪性腫瘍を発症し、手術後に再発もしましたが、
七宝焼と出合ったことで、人生が大きく変わっていきます。

新刊の文章のあとがきを転載するなんて無神経だと、
Eikoさんは怒ったりしない人なので、少し転載します。

先生は、私の生涯を理解した上で、「出来ない」としり込みすることでも
「出来る」と断言し、出来るように工夫を重ねてくださった。
バーナーで銅版の淵を溶かしたり、厚さ1ミリの銅版を
糸ノコで切り抜く、銀や錫をルツボで溶かす、
自分で出来るとは夢にも思っていないことが自分の手で出来る。
それは今まで「出来ないならしてあげる」と言われ続けてきた生活を
一変させるものであった。そしてそれは作品を作る上では
必要不可欠のものだったし、加えて、先生はあらゆる七宝の技術も
惜しみなくマスターさせてくださった。


私が出会った頃は、Eikoさんは自分の七宝のスタイルを確立していて、
個展を開くと言うので、行く~!とばかりにお邪魔しました。
ネット友にはよくありますが、初めて会ったとは思えないほど話が弾みました。
その後、毎年のように、彼女に会いに京都に行きました。

彼女は七宝の作品を作り、童話を書く友人と知り合って、
童話教室に通い始めて、童話の本も出版しました。
自分の世界を広げていける、バイタリティのある女性なのです。

その後、ピースボートで世界一周の旅に出た彼女は、
ピースボートで知り合いになった人の紹介で、
ニューヨークでの個展を約束していたのですが、
帰国後、脳性麻痺の二次障害である頚椎症を発症しました。
強い痛みと不自由さの中で、いろいろなことを試しながら、
入院中でも、彼女は明るい人だったと思います。

2年前に彼女の家で、友人を集めてお花見会をした時、
私もお誘いに乗って図々しく参加したのですが、
病院で知り合ったという人がたくさんいました。
自分よりはるかに重い症状のEikoさんに明るく励まされて、
心から彼女を尊敬したという人がたくさん集まったのです。


彼女は、電動車椅子を使わなくてはいけなくなった時に、
「すごいピンクの車椅子、注文したよ~。
車椅子の暴走族になろうと思います」なんてメールをくれたような人です。


私と会う時に、彼女が口癖のように語る言葉のひとつが、
「神様は背負えない苦しみは与えないんだよ」という言葉でした。

ものすごいリハビリを頑張りながら、笑顔を見せてくれる彼女。

そんなことをいろいろ思い出しながら、ぼろぼろ涙を出して、
本を読んでいました。

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上級の友人に、心からの尊敬と感謝を。

でもきっと、人はみんな上級さを魂の中に持ってるんだと思います。
お金儲けしか頭にないのか?!と怒鳴りたくなるような人でも、
ヘタレの私でも、愚痴まみれのうちのシュウトメちゃんでも。
ただ、低級さも併せ持っているので、上級さが隠れちゃう。
なので神様は時々、上級な人の接触を企画してくれるんじゃないかなって
2人の上級の友人の心に触れた今日、しみじみと感謝しました。
支離滅裂な日記かもしれません。ごめんなさいね。






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Last updated  November 17, 2011 07:05:49 PM
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