|
テーマ:私のPC生活(7425)
カテゴリ:Digital
昨日の記事で、いきなりVirtualBoxなる物の話をしましたが、ちょっと説明しておきます。
2月ほど前に、日経ITProの記事でVirtualBoxなる仮想マシンがフリーで公開されているということを知りました。 このブログでも紹介しているように私の自宅のPCではVMWare Playerをインストールし、その上(中?)でVineLinuxを動かしていますが、このVirtualBoxの紹介記事にはいくつか気になることが書かれていました。 1)フリーツールだけで仮想マシン環境の構築が可能 2)ホスト・ゲスト間ファイル共有 3)USB2.0サポート 4)Guest Additions(高速化ツール)の提供 私の自宅の環境ではVMWare Player用の仮想マシン環境の設定変更はほとんどできません。 またWindows/VMware間ではネットワーク経由でWIndowsの共有フォルダ機能を利用してファイル共有していますが、オフライン状態では使えないと言う欠点があります。製品版のVMWareではネットワーク経由でないファイル共有機能がサポートされていますが、VMWarePlayerでは(少なくとも公式には)この機能はありません。 またVMWareではUSB1.1しかサポートしていないので、USBの外付けディスクがゲストOSからは遅すぎてほとんど使いものになりません。 VMWarePlayerには高速化ツールのVMWareTOolsがありません。 これらはVMWareでのLinux運用で残っている数少ない悩みです。 1)-4)でこれらが解消されるのなら、と思いもう少し調べてみることにしました。 まずマニュアルをダウンロードして眺めてみます。(英語なので、すぐ眠くなる!はかどらない~) 2)のファイル共有ですが、記述によると「ゲストOS側のファイルをホスト側からアクセス可能」となっています。これはVMWareのファイル共有機能とは逆方向です。使い勝手(ゲスト側でスクリプトを動作させての自動処理)に若干の不安を覚えます。 また、USBのサポートバージョンの記述が見あたりません。どこにも2.0サポートとは書いていません。少し気になります。 一方、スナップショット(ある時点の作業環境の保存。製品版VMWareには存在する機能)やリモートブートサポートと言った興味深い機能もあるようです。 ただ2次情報(使って見た感想)などをネット上で探って見ると、まだまだ完成度に問題が有り、VMWareを使うのが無難そうな印象でした。 またVirtualBoxも仮想ネットワークブリッジを作成するようで、VMWareと同じPC上にインストールした際の動作が可能かの不安があります。 というこことで様子見をしていたところでした。 ま、オープンソースプロジェクトの成果物にありがちな感じなのでまだまだこれから見守っていこうかな、とは思っています。 あ、ついでにせっかくなのでダウンロードしたマニュアルを見て、気になったことだけ書いておきますね
お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年04月26日 08時26分03秒
[Digital] カテゴリの最新記事
|
|