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カテゴリ:薀蓄
久々にルーツについて・・・ 本日は”初夢”のルーツについて書いてみます 文献で”初夢”が最初に出てくるのは 鎌倉時代になります このときは節分から立春に見る夢を ”初夢”としていたので 現在の風習のような形が定着したのは 江戸時代と言えるでしょう
”初夢”に見ると縁起が良いものとして 「一富士、二鷹、三なすび」と良く言われます 徳川家康が富士山、鷹狩、 初物の茄子を好んだからとか、 富士は「無事」、鷹は「高い」、 茄子は事を「成す」に通ずるからとか これにはいろいろ諸説があります
さらに、これには続きがあり、 「四扇、五煙草、六座頭」と続きます。 富士と扇は末広がりで縁起が良く 鷹と煙草は高くまで昇り(登り)、 茄子と座頭は毛が無い(怪我ない) ことからきているとのことです しかも四番と五番は不動ではなく 地方によっては四番に葬式 五番に火事もしくは雪隠(便所)が入る というパターンもあります
ですから、”葬式の途中でトイレに 行ったら火事になった”などという夢は ものすごく縁起がいい夢ということになりますね とてもそうは思えないのですが・・・・(笑)
”初夢”にまつわる伝承がなんぞないかな と調べていたら 秋田県、東成瀬村に「一重二日の初夢」 という民話がありました ”まんが日本昔話”に それに近い話があったので 載せておきます なかなかハッピーエンドで面白いです 時間がある方はどうぞ・・・・ 時間のない方はどうかスルーしてくださませ
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