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アイトラッキングとアイコントロールの技術の応用が進めば、マウスもキーボードも使う必要が無くなるので、パソコンだけでなくスマホもタブレットも操作が今以上に簡単になりそうです。
例えば電車に乗っていながらスマホやタブレットの画面を操作したりサイトをスクロールすることだって出来るんです。もうタッチスクリーンも不要。 最近ではGoogleが開発しているメガネ型端末Project Glassで視線追跡でコマンドを認識する特許を取得したり、今年のCESでも家電メーカーのハイアールが、視線でコントロールできるテレビを出展していたり。 生活で使う製品の新しい入力技術に企業が注目するのが視線なんです。 日本でもドコモが昨年のCEATECで、目の動きだけでスクロールやページ送りができるタブレット用UI「i Beam」を展示していました。これは満員電車では便利かもー。 前述のハイアールにもドコモにも独自の技術を提供している会社にTobii Technologyがあります。このTobiiという会社は、学術研究や広告のマーケティングリサーチ、ウェブのユーザービリティテストに用いる視線追跡システムを開発しているスウェーデンの会社です。このTobiiが新しいアイトラッキング・システムを発表しました。 Tobiiの新製品は世界で最も小型で軽量なアイトラッキング・システム「Tobii X2 アイトラッカー」。サイズはペンよりも少し大きい18cmほどと超小型。 しかもこれは一般のPCで利用することが可能なんです。使う際にはUSBで接続するだけで、持ち運びも便利。だから、これまではマーケティングデータ取得のための大きなシステムを購入出来なかった中小企業や、ウェブサイトやスマホサイトのユーザービリティテストを安価でしたいという開発者の人も、簡単にテストを行うことができるようになるので、消費者に便利なサイトや広告がもっと増えてくれそうですね。 「アイトラッキング」や「アイコントロール」技術は、医療や科学の分野で使われる技術だそうですが、実際には消費者の生活に関する製品にも深く関わってくる技術なので、ここまで身近になると、もっと便利な世界が広がることに期待したいです。 Eye Link2(急速眼球運動解析装置) ヘッドマウントタイプのアイトラッキングシステム。 頭部運動の補正機能、ヘッドマウントのスリップ補正機能により長時間安定したデータ取り込みが可能です。両眼500Hz同時計測、空間解像度0.01°、3mSecのリアルタイムデータ処理を可能にするハードウェアと付属のSDKやExperimentBuilder(オプション)を組み合わせると、マイクロサッカード、スムースパーシュート、バージェンスに対応した課題を簡単に作成できます。 にほんブログ村←ポチッとお願いね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2013.05.16 00:15:29
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