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先ず、皆様に質問です。
ロボット工学と生物学の専門家クリア・リンドが自動車の衝突回避システムの参考にした動物は? 答えは→ イナゴです。 イナゴの大群が互いに衝突せず飛べる理由を探ろうと、リンドは映画『スター・ウォーズ』をイナゴに見せて、高速の移動体に対する目と脳の反応を調べた。そのデータを応用した3輪ロボットは、実験室での環境ながらも、衝突回避率91%の好成績を挙げた。 リンドのこの実験をトヨタ自動車(株)が参考にして応用したかどうかは私は知りませんが、そうではないかと思うのです。 トヨタ自動車(株)(以下、トヨタ)は、高い速度域の追突事故までカバーできる衝突回避支援型プリクラッシュセーフティシステム(以下、PCS)を開発しました。 新開発したPCSはミリ波レーダーにより、追突の危険を検知した場合、まずはドライバーに警報やディスプレイ表示で通知することでブレーキを踏むように促す。 ドライバーが追突の危険に気づいてブレーキを踏んだ場合、ブレーキを踏む力を強力にアシスト(サポート)することにより一般ドライバー平均の約2倍の最大60km/hの減速を可能とする。また仮に、ブレーキを踏まなかった場合でも、自動的に減速することにより15km/h~30km/h減速する。 追突事故は停止している車両に対してだけでなく、急減速した先行車など移動車両との間で発生しており、例えば追突事故の90%以上が、前を走るクルマとの速度差が60km/h以内で起きている。 トヨタは、実際に生じている追突事故のデータに基づいたシステム開発を目指しており、今回のシステムで業界トップレベルの追突事故低減効果を達成。なお、新システムは多くの車種への搭載を目指して開発、近々発売する新型車から順次展開していく予定であるとのことです。 トヨタは、モビリティ社会の究極の願いである「交通事故死傷者ゼロの実現」に貢献するため、安全技術・車両開発の方向性を示す「統合安全コンセプト」に基づき、車両に搭載された個々の安全装備・システムを研究・開発していくとのことです。 私は、車がとても好きで、よくTOKYO MOTER SHOWに行きます。今年は11月22日~12月1日まで開催されました。早くこんな車に乗ってみたいものです。 にほんブログ村←ポチッとお願いね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2013.12.09 12:45:19
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