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まず、ここでは、腸内フローラ(100兆個あると言われている人の腸内細菌の集合体のこと。ストレスなどによって簡単にバランスを崩してしまう)を構成する腸内細菌を大きく3つに分けて説明しておきましょう。
種 類 はたらき 代表的な細菌 1 善玉菌 (有用菌) ヒトの体に有用な働きをする菌 ・ビフィズス菌・乳酸桿菌 2 悪玉菌 (腐敗菌) 腸内の中を腐らせたり有毒物質を作る菌 ・クロストリジウム・ブドウ球菌・ベーヨネラ 3 日和見菌 善玉とも悪玉ともいえず、体調が崩れたとき悪玉菌として働く菌 ・大腸菌・バクテロイデス 悪玉菌が増える原因 (1)食生活の乱れ ~ 欧米型の食生活(高たんぱく、高脂質) (2)加齢 ~ 年齢を重ねる(老化)につれ、善玉菌が減少 (3)ストレス ~ わずかなストレスでも善玉菌は敏感に減少しやすい (4)抗生物質、薬物の服用 ~ 菌叢バランスの乱れ 悪玉菌は、年齢と共に増加します。そして主にたんぱく質を分解して人の健康に対し有害な物質を作ります。 悪玉菌にとって、たんぱく質は絶好の餌といえます。小腸で消化吸収できなかったそれらの栄養素を悪玉菌が食べ、悪玉菌が増殖していきます。 主な有害物質 : インドール、スカトール、アミン、アンモニア、 硫化水素、二次胆汁酸、その他 ~二次胆汁酸を除き、便のいやな臭い成分。アミン、二次胆汁酸は、発がん性物質 これらの物質が腸から吸収されると、その一部が少しずつ体内に蓄積され、健康を害するリスクは徐々に高まります。さらに、長い年月を経て生活習慣病の発症につながるといわれています。 また便秘になると、腸内に悪玉菌の餌となる食べ物のかすが、停滞し、さらに有害物質の吸収を増幅させます。 便の色は、胆汁から出るビリルビンという色素が起因しています。腸内のpH(酸性、アルカリ性、中性)により変化します。黄色に近づけば近づくほど腸内環境は酸性で、善玉菌優勢ということがいえます。 黄色~黄褐色~茶色 ●●● 腸内が酸性で、善玉菌が多い状態、黄色いほど良好 濃い茶色~黒色 ●● 腸内がアルカリ性で、悪玉菌が多い状態、便秘や宿便の色 ヨーグルトなどに代表されるプロバイオティクスは、腸内を善玉菌優勢に保つのには有効です。腸内の善玉菌を増やすことで、腸の中でより多くの代謝物(生産物質)が生産され、それが健康に寄与すると言われています。 しかしながら生きた乳酸菌やビフィズス菌は、腸に到達してもなかなか定着できず、通過菌として排泄されてしまうことが多いため、腸内でより多くの代謝物を得るためには、定期的に、ある程度の量のヨーグルトを食べなければなりません。 そこで次に乳酸菌生産物質の登場です。 プロバイオティクス(腸内フローラのバランスを改善することにより人に有益な作用をもたらす生きた微生物ーヨーグルトなど)ではなく、バイオジェニックス(乳酸菌生産物質)は腸の中で作られる善玉菌の代謝物を、ダイレクトに体の中に摂リ入れようというものです。 バイオジェニックスは、腸内フローラを介することなく身体に直接作用する食品成分で、腸内の免疫機能を活発化したり、コレステロールや血糖や血圧を安定させたり、活性酸素を減らしたりする可能性が研究・解明されつつあり、バイオジェニックスこそが、生活習慣病や老化の防止に有望だという考え方が広まりつつあります。 乳酸菌生産物質の3つのポイント (1)乳酸菌・ビフィズス菌がつくりだした物質です 。 (2)多種多様な物質が含まれ、健康維持に貢献します 。 (3)生きた菌ではないため保存しやすく、いつでも摂取できます 。 ←refresh!
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Last updated
2014.03.20 03:12:31
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