|
カテゴリ:カテゴリ未分類
日本人は現在、牛乳の摂取量が多くなっているのに、なぜ骨粗鬆が多いのでしょうか?
50歳以上の日本人女性の2人に1人はこの症状に襲われるといわれますが、牛乳の摂取量が足りないのではなく、体内に備えられているカルシウムが浪費されてしまっているのです。 塩分の多い食事を取れば取るほど、あるいはまたちりめんじゃこや小魚を骨ごと食べてカルシウムを補おうとすればするほど、カルシウムは失われていくのです。なぜなら、小魚には非常に多くのリンが含まれているうえ、加熱調理した魚の骨のカルシウムは無機のミネラル(リン酸)に変わってしまっているため、体に吸収されないのです。 食品100g当たりのリンの含有量 単位:mg 成人男子目安量:1050mg 成人女子目安量: 900mg リンの多い食品 水分が40%以上のベスト32 しらす干し(半乾燥) 860 しらす干し(微乾燥) 470 いわし(油漬) 370 豚レバー(肝臓) 340 プロセスチーズ 730 たらこ(焼) 470 ししゃも 360 まぐろ(めばち) 330 いわし(丸干) 570 あゆ(天然/焼) 460 桜えび 360 カマンベールチーズ 330 たまご(卵黄) 570 キャビア 450 わかさぎ 350 牛肉(レバー) 330 いくら 530 あゆ(養殖/焼) 430 ハム(ロース) 340 伊勢えび 330 いかなご 530 しらこ 430 とびうお 340 あじ(焼) 320 すじこ 490 うに 390 ハム(ボンレス) 340 車えび 310 きんめだい 490 たらこ(生) 390 はまぐりの佃煮 340 まぐろ(びんなが) 310 水分40%未満のベスト8 ベーキングパウダー3700 煮干1500 たたみいわし1400 するめ1100 脱脂粉乳(粉)1000 干しえび990 高野豆腐(乾)880 パルメザンチーズ850 カルシウムの吸収は、リンとの比率に影響を受けます。カルシウムとリンの血液中の割合は1:1~1:2となっており、この割合のときにカルシウムの吸収率がもっともよくなります。 ・リンはレトルト食品、加工食品やスナック菓子、清涼飲料水やファーストフードなどの食品添加物として多く使用されており、現在はリンの過剰摂取が問題になっています。 ・ご飯や肉、魚、卵など、主食や主菜になるものには、カルシウムよりもリンが多く含まれがちです。そのため副菜で、リンが少なくカルシウムの多い食品を積極的に摂るとバランスがとれます。特にひじき、もずくなどの海藻類は、他のミネラルも多くローカロリーでおすすめです。 有機酸と一緒に摂る。 お酢、トマト、梅干、レモンなど酸味のあるものに含まれる有機酸には、ミネラル類を吸収しやすくする働きがあります。 また日本人特にアジア人の8割以上が乳糖過敏症で、乳糖を分解する酵素を持っていないのです。また乳製品を摂ると、栄養素の吸収が悪くなり、慢性疲労の原因とも言われています。 ※赤ちゃんに牛乳を与えると腸管出血を起こすことがわかってきたため、1996年から厚生省の離乳食の基本が 「1歳以下の乳児には牛乳を与えない」ことに変更されました。 とは言ってもどうしても牛乳を飲みたい人は、その害を最小限にとどめるために牛乳単独で飲むようにしてください。 ここで誤解の無いようにしていただきたいのですが、牛乳がカルシウム源にならないと言っているのではなく、適正に摂ることと、リンを含む食品を過剰に摂らないようにとお話しているのです。 牛乳は小児糖尿病、アトピー性皮膚炎や花粉症、喘息などのアレルギー、耳の炎症、自己免疫症候群、貧血、肥満、消化障害などの最大の原因になっていることが多くの事例から明かされています。 ハーバード大学の医学部予防医学の教授ウォルター・ウィレット医学博士が八万人の女性を対象に十二年間にわたり実施した研究では、牛乳を飲んでも骨粗しょう症を予防する効果がないことを証明しています。 ←ポーレンリフ カルシウムは緑黄色野菜やゴマ、生のナッツ、花粉栄養食品(ポーレンリフ)などから摂りましょう。 にほんブログ村←ポチッとお願いね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2014.04.21 16:31:36
|