|
カテゴリ:カテゴリ未分類
トリゴネリン (trigonelline) とは多くの植物に含まれるピリジン環を持つアルカロイドの一種で、1-メチルピリジン-1-イウム-3-カルボキシラートのこと。
あるいは N-メチルニコチン酸のこと。カフェアリン (caffearine) とも呼ばれます。一分子内に両荷電基を持つベタイン型分子です。トリゴネリンは熱により分解し、ニコチン酸に変化します。神経等に対する薬理作用が研究されています。 オシロイバナの種子や根に多く含まれるほか、コーヒーなどの農作物や一部魚介類にも含まれます。ゲッキツはこの物質を含むため、他のミカン科植物を食害するシロオビアゲハの産卵を抑制して食害を免れることが判明しています。 トリゴネリン はコーヒーの生豆に最も多く含まれます。しかし高温に弱く、焙煎されることによってそのほとんどが失われてしまいます。 トリゴネリンには、脳の老化やアルツハイマー型認知症を予防する効果があるという研究成果が出ています。 トリゴネリンは、コーヒーやイカ、タコなどの魚介類に含まれている成分です。加熱されることでナイアシン(ビタミンB3)に変化します。 ナイアシンは、血行を改善して脳の神経突起の伸長を著しく促進することで(活性化)、学習能力や記憶力を向上させて認知症の予防効果があることが分かってきました。また、皮膚を健康に保ち、コレステロールや中性脂肪を分解するなどの働きもあるとされています。 また、統合失調症の治療にナイアシンが効果があるとされています。 澤井珈琲との共同研究を進めて、トリゴネリンが高濃度に入った「トリゴネコーヒー」が商品化されました。 トリゴネリンはコーヒーの生豆を焙煎する段階で変質してしまい、なくなってしまいますが、独自の低温技術焙煎と氷温トリゴネリン成分熟成保存方法により通常の2倍も含まれるコーヒーが開発されたのです。 昨年度、米子市内の地域包括支援センターが公民館で開く予防教室で、約30人にトリゴネコーヒーを飲んでもらい、テストを実施しました。多人数で実験したアンケートでは「頭がすっきりした」「笑いが増えた」「物忘れが減った」などの答えが多かったです。 ダイエットへの効果が脚光を浴びるカフェインとクロロゲン酸。これらの成分を一般のコーヒーより豊富に含むこともトリゴネコーヒーの大きな魅力です。
トリゴネコーヒーのおいしい飲み方 パッケージからコーヒーバッグを取り出し、コーヒーバッグのひもについているタグをはがします。 温めておいたカップにコーヒーバッグを入れ、沸騰したお湯(目安140cc)を注ぎます。 2~3分カップの中で抽出したのち、ひもを持って5回以上ゆっくり上下させ、コーヒーバッグを取り出してください。 すっきりとした味わいでどなたのお口にも合いますよ。 にほんブログ村←ポチッとお願いね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2014.07.11 08:56:46
|