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その前に缶詰の歴史を調べてみると 保存する缶詰の原理は、今から約200年前の1804年にフランス人のニコラ・アペールによって初めて考え出されたもので、その時の皇帝ナポレオンによって、12,000フランの賞金が与えられたとのことです。 18世紀も終盤の1795年、フランスでは大革命のさ中にあり、ナポレオンはヨーロッパ戦線を東奔西走、戦に明け暮れるという時代背景が缶詰誕生の契機となりました。当時、ヨーロッパでは新鮮な食物が不足しており、食料といえばもっぱら、乾燥、塩蔵、くん製などの方法で保存した食料に頼ることとなりました。このため、長期間航海する水兵などの間では偏食による栄養不足で壊血病が猛威を振るうこととなりました。 ナポレオンは軍隊の指揮にあたりながら、兵士の士気を鼓舞し、戦闘力を維持するためには栄養豊富で美味新鮮な食べ物を大量に供給しなければならないことを痛感するのです。 わが国の缶詰は、今から約140年前の1871(明治4)年に長崎で松田雅典という人がフランス人の指導で、いわしの油漬缶詰を作ったのが始まりです。 本格的な缶詰の生産が始まったのは1877年10月10日、北海道石狩市で石狩缶詰所が創業したのが始まりとされています。 当初、石狩缶詰所ではアメリカ人の指導のもとサケ缶が製造されていました。 日本缶詰協会は本格的な缶詰の生産の始まったこの日、10月10日を缶詰の日と制定しました。 消費期限と賞味期限の違いは? 「消費期限」と「賞味期限」は食品によって使いわけられています。それぞれの意味を紹介します。 消費期限って? お弁当や洋生菓子など長くは保存がきかない食品に表示してあります。 開封していない状態で、表示されている保存方法に従って保存したときに、食べても安全な期限を示しています。消費期限内に食べるようにしましょう。 賞味期限って? ハム・ソーセージやスナック菓子、缶詰など冷蔵や常温で保存がきく食品に表示してあります。 開封していない状態で、表示されている保存方法に従って保存したときに、おいしく食べられる期限を示しています。賞味期限内においしく食べましょう。 賞味期限は、賞味期間を基に算出した、賞味期間の終わる日です。 その日を1日過ぎたからといって、すぐ食べられなくなるわけでは有りません。 定められた条件が重要です。 例えば、「-18℃以下で保存すれば、来年の2月が賞味期限です」と云う冷凍食品を、+5℃の冷蔵庫に 保管して、賞味期限前に腐ってしまっても、それは製品の欠陥ではないですね。 冷蔵庫に保管した人の過失です。 こんなことにも気をつけましょう! 一度開封したものは、表示されている期限にかかわらず早めに食べるようにしましょう。表示されている期限は、開封後も保証されているわけではありません。 保存方法が書いてない食品は、常温で保存できます。直射日光のあたらない、湿気の少ない場所で保存しましょう。 賞味期間を左右するもの 保存条件は重要です。 全ての加工食品は賞味期限を保証するために必要な条件を容器に書いてあります(下の例の太字のとこ ろ)。 品 名 : 原 材 料 : 殺菌 方法 : 内 容 量 : 賞味 期限 : 保存 方法 : 原 産 国 : 輸 入 者 : スイートコーン スイートコーン(遺伝子組み換えでない)、食塩 気密性容器に密封し、 加圧加熱殺菌 1本 枠外上部に記載 直射日光を避けて常温で保存してください ニュージーランド ○×株式会社 これが食品の種類により「冷暗所」だったり「10度以下」だったり、「-18℃以下」だったりします。 缶詰・レトルトパウチ製品は「常温」で保管される事を前提に製造されています。 冷凍や高温の場所での保管は止めた方がいいです。 冷凍するとプラスチックフィルムがもろくなり、ピンホールの原因になりますし、高温の保管は風味の劣化を招きます。 空気を通すプラスチック レトルトパウチの場合、別の要素があります。容器のガスバリア性(どれだけ空気や水分を通さない能力があるか)です。 プラスチックは空気を通します。プラスチックもゴム同様、空気を通すのです。 全てのプラスチック容器は気体や水の透過性を持っています。PETボトル入り炭酸飲料が、同種の缶入りより炭酸が弱く感じるのは、この為です。 レトルトパウチの袋のメーカーはレトルトパウチ食品の設計に合致させるために、素材や、その組み合わせを注意深く行います。 一見、唯のピラピラの1枚のフィルムに見えますが、実は何層ものフィルムを貼り合わせた、日本の誇るハイテクの一つです。 ポリエチレン、ポリプロピレン、ナイロン、ポリエステル、が一般的な素材です。 またガスバリア性を向上させる為に、アルミニウムフィルムを挟んだり、特殊なコーティングを表面に施したりします。 どれにせよ、缶やガラス瓶のような、ガスバリア性100%の、空気を完全に遮断できる容器にはかないません。 レトルトパウチはガスバリア性が100%ではないので、酸素が少しずつフィルムを通過して、中身が酸化します。 食品の酸化は、色の退色、風味の減少等を起こします。 そこで、レトルトパウチ製品は、そのようなことが起きる前までの期間を調べて、賞味期間を設定しています。 その為、缶詰より賞味期間が短くなります。 ついでですが、カレーのような脂肪分が多い食品には油脂分が光を受けて酸化し、酸化脂肪になる事を防止するために、アルミフィルムを使用するのが一般的です。 ボンカレーが発売当初、透明袋だったのが銀色の不透明袋になったのは、その対策の為でしょう。 殺菌条件と賞味期間 レトルトパウチ入りのカレーと、缶詰のカレーは同じ種類の製品です。 どちらも容器(レトルトパウチかブリキ缶)に密封してから容器ごと加熱殺菌します。 缶詰の賞味期限について。 食品缶詰の中で、一番賞味期限が長いのは、おそらく魚缶詰です。 これは、加熱殺菌条件が、食品の中で最も強烈だからです。 なぜかといいますと、魚缶詰 は魚臭さを消すために、意図的に強力な加熱殺菌条件をかけているのだそうです(長い殺菌時間、高い温度)。 他の食品缶詰のように、「風味を残そう」としてはいけないのだそうです。 結果的に強い殺菌で、耐熱細菌の残存の可能性が極端に減り、賞味期間が長くなるのです。 一方、普通のホワイトソースやカレーなどの調理缶詰は、原料の風味が残っていないと、美味しくないですね。 その為、魚缶詰ほど殺菌条件は強くないので賞味期間は2年程度になります。 ちなみに保存条件がよければ、ある種の缶詰は50年たっても、味は落ちますが、食べることはできます。 酸化酸化と仰々しく書きましたが、この酸化は、皆さんの、ご家庭のキッチンで起きている酸化より、遥かに微小なレベルでの酸化ですので、健康がどうこうと言う心配はありません。 ご家庭の食品酸化の一番多い例は、てんぷら油の延々再利用ですね。 「油古いなぁ、ゲップが出る」と云うのは酸化脂肪による化学性食中毒一歩手前です。ご注意を... 余談ですが、胸焼けしたときはクエン酸を..すぐ治まります。
水に少量のクエン酸を溶かして舐めてみます。酸っぱさを感じない位の薄さにして下さい。 これは目を洗浄する事ができます。 また、風邪をひいてしまった時、喉が痛かったり、咳が出る場合薄めのクエン酸液を作り喉に流し込む様に飲みます。多少しみる事もありますが、殺菌効果がありうがい薬としても使用できます。 次にかゆみを止める方法として、クエン酸液を濃い目に作りガーゼを浸し患部にあてます。また、このクエン酸液を浸したガーゼを使ってかゆい所をかくとかゆみが治まる様です。 そして毎日クエン酸液を摂取する事をお勧めします。 にほんブログ村←ポチッとね お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2016.02.16 17:32:50
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