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テーマ:心の病(319)
カテゴリ:パーソナル・ポートフォリオ
先週の木曜日
一日休んで娘を1歳8ヶ月健診に連れて行って、息子を迎えにいったあと 母からメールが着ていた 「○○ちゃん、ほんまに死んでしもうた。」 ・・・ 実は、4月終わりごろから何度も自殺未遂をしていた。 いとこは19歳の女の子 お母さんは美容師で、いとこが3歳の時に離婚 あと、何人か男の人が代わって再婚したりまた別れたり・・・ いとこは我慢強い、優しい子だった お母さんが大好きで、そのお母さんに嫌われまいと、何につけても遠慮がちな子だった 学校ではいじめにも遭った 学校をかわったりしてなんとか中学校も卒業した 仕事を持つお母さんの変わりに世話をしてくれていたおばあちゃんが脳梗塞で倒れた 一度は回復したけど、また倒れてからはほとんど会話もできない、動けない入院患者だった そして7年、入院先でおととしの5月亡くなった その間に、いとこは高校に行けなくなった 不登校で退学し、定時制に行ったがここも続かず、フリースクールに通っていた ここでもあまり通えなかったらしい 母親は、事故にあって美容師の仕事ができない時期もあったが仕事は何とかまた復帰できた お酒もやめたようだった 男の人とも、やっとうまく行くようになったカナと思った頃、その男の人が事故で亡くなった 次の男の人は、数ヶ月前、過失事故で一酸化炭素中毒になり、命は取り留めたが動けない体になってしまったらしい その人の介護が大変なようだった いとこも、その人のことを気に入っていたようだけど、またお母さんを取られたと思ったかもしれない 去年の9月からキリスト教の教会に行くようになった 実のお父さんも美容師で、新しい家庭はあったが近くに住んでいたので、いとこはアルバイトに行っていた メールも頻繁にやり取りしていたらしい そのお父さんの隣で、教会の集会があったので一緒に行ってみたらしい ここでは、大分救われたようで、一生懸命聖書を読んでいたらしい 大勢に会うのは疲れるので、小さな集会や1人だけでお祈りに行っていたという話をお通夜で聞いた 小さな子供たちに人気があったとか、優しく微笑んでくれたとか 自分に厳しい、優しい心の持ち主だったけど、弱すぎた なぜ、死んでしまったのか? 生きていて欲しかった 私はなぜ、何もしてやれなかったんだろう・・・? 死ぬ前に、楽しい時間はあったんだろうか? 「わたしは愛されるために生まれてきた」と言う歌が好きだったと、牧師さんがおっしゃっていた 歌を聴いていると、あまりにもいとこが可哀想で泣けてしょうがなかった お母さんに愛されたい お母さんに変わって欲しい そう思って、自殺未遂をしていたんだろう でも、本当に死んでしまったら、もうどうにもならない やり直しがキカナイ どんなにつらいことでも、時間が経てば解決することもあるし、今よりは幸せになることだって可能性としてあるものだ 自分の人生を、そんな風に終わらせてはダメだ なにか、神様に感謝できること よく考えたら、何かはあるはず 小さな幸せを大事にして、苦しくても、がんばらないでいいから、生き続けて欲しかった どうしたら、とめられたんだろう・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年05月31日 21時46分11秒
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