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テーマ:競輪(14273)
カテゴリ:サルのように打ち筋を反省するシリーズ
500バンクではたまに、後方のまま凡走と思われた自力選手が穴を出す。 なんでそうなるのかっつうと、テリメーな話ですが巻き返しの効く バンクだからです。ただそれは直線の長さだけに由来する話ではないと 思いますが、客観的なデータはないので、以下はジジイの戯言です。 現在500バンクは宇都宮、大宮、千葉、びわこ、高知、熊本の6場だけですが、 高知を除いては直線の長さに差こそあれ、サンサンや400と異なる、 共通の大きな特徴がありますね。 それはいわゆるお皿バンク(コーナーの傾斜が緩い)であることと、 半径が大きくコーナーのカーブの角度も緩やかだということです。 実際500バンクの現場に行くと、走路幅も広く感じるわけですが、 これは錯覚であるとしても、実際に走る選手も走路幅が広く 感じられるんじゃにゃあでしょうか。 この特徴が競走にどんな影響をもたらすかっちゅうと、 コーナーでの捲りがブロックの影響を受けにくいことが挙げられます。 お皿バンクは外外に振られやすく、コーナー捲りは不利だという見解も よくありますが、力のある選手はブロックの届かない外外を 回り込んでこれちゃうので、わたしゃあ一概に不利とは思いません。 そしてもう一点、外外をまわって直線に突入するので、 大外を伸びてこれることも500の特徴だと思います。 直線の長さと合わせて、これらが穴をもたらす要因でしょう。 ウス目の自力(もしくはそのケツのマーク屋)がアタマで狙えるのは 500の穴の1パターンであって、いつも狙えるわけじゃありませんが、 下記の条件で起こりうるんじゃねえでしょうか。 (1)逃げるのは人気ラインであること (2)逃げラインを捲りうる別線がいらっしゃること (3)生き返るのは、カマシ・捲りを得意とするタイプが最後に仕掛ける場合 (逆に言えば地脚タイプはこのパターンでは狙えない) サンプルをもういっちょ。 【2005/08/04 大宮FI最終日11R】 3平原康多(埼玉)5森田進(埼玉)6清水吉康(東京) 7舘泰守(愛知)2山口幸二(岐阜)1新藤敦(神奈川) 8久冨武(岡山)4増田鉄男(徳島)9北村貴幸(群馬) 平原はまだブレーク前で、デープラによると人気どころは2-7(7.0倍)、 5-3(8.8倍)と割れてますね~。 結果:8-5-1 119,780円 (271) 平原の逃げを舘が捲って不発も、3角から仕掛けた久冨が大外一気。 決まり手は追込み。 500バンクの話、まだまだ続くよん。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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