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後期高齢者の父がいる。ひとりで暮らしている。
帰ってきて一緒に住むのが当然だと、父のほうから話を持ってきて 自分で壊した。そして今、ひとりで暮らしている。父の中では葛藤があっ たのだろうが、一言も言わない。訊ねても納得のいく返事はもらえないこ とを長年の付き合いの中で得ているので、訊ねもしなくなった。 ある時「あなたはワシが死んだらこの家を売るんじゃろうが」と言う。 どこからその様な言葉が出てきたのか驚くやら不快になった。 「私が育ったところだし売るわけはないでしょう」と返事をすると 「まぁ、ええじゃろう」と納得していない顔だ。 何をもってその様な言葉が出てきたのか、もっと率直に話せたらよいのだが、 それが難しい相手だ。 最近は父と言葉をあまり交わさなくなった。こちらの言葉や行動を曲解し たり、言葉尻をとらえたりで、苦痛になってきた。 コミュニケーションが上手く取れないアスペルガーがその周辺の症状でも あるのか、細かな説明が苦手で「これはこうよ」「そうよ」と押さえつけ た言い方しかできない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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