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デリーへ戻る長距離バスの
ボーディングタイム(乗り込み時間)が すでに来ているので 手短な更新となりますが... あっというまに ダラムシャラ滞在を終えました。 避暑地としての観光シーズン到来で 日に日にお客さんが増えている様子。 新潟の山に似ている.. ヤギもこのカッコで 耳をかくんだなぁ。 宿で料理を作っていた スタッフの男性は、 17年前にチベットを脱出してきた 元僧侶とのことでした。 一ヶ月かけて、 雪のヒマラヤを越えて、 途中多くの仲間が 深さ200mはあろうかという クレバスの裂け目に落ちたり、 (自分も落ちたが、 腕が長くて助かったよ。) 凍傷で指先や ひざから先を失ったりしたそうです。 五体満足でなんとか たどり着けた自分は運がよかった。 5000人を擁する 巨大な寺院に子供のころに 預けられ、 18年間僧侶だった。 だけれど、いまは 僧生活をやめた。 ダラムシャラにきたのは、 ダライ法王のお話を 聞くためだった。 今でも彼は私の先生だ。 けれど、その当時はダラムシャラは このような町ではなかった。 当時は政府のバスが一日一本 あるだけの静かな場所だった。 いまは、ビジネスビジネス... 宗教的な町では なくなってきている。 君はいつかチベットに行くか? そしたら、 家族にあってきてほしい。 君は自由だから... 私が戻れることはないだろう。 あの美しい故郷が恋しい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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