古布工房はやかわ録
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昨日の買い出しのちび箪笥、杉材のようですが、…お、重い。どっしりしています。奥行きもあるし、色も奇麗。村の建具屋さんが作ったのね、と想像できて楽しい。糸車も、並ぶと可愛いです。車輪みたいに転がってゆきます。子供のオモチャか何か、パーツになりそう…同じ臭いを感じるのが、和裁の友《くけ台》。こんな風に、座布団に挟まる部分が丁寧に彫り削られている物は珍しいです。奇麗。
2007年08月30日
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何故、古い物が高くなるのか、飛び込みの買い出しに出ると一端がよく分かる。やっぱりそれは、なかなか無いから。すぐに売ってもらえる物でもないから。縁の力は目に見えないけれど、それも確実に働いている。今日は予定していた買い出しが延期。なので、山の奥へポスティング。『機(はた)織ってるのなん、はあ、おらとこん部落な4人しかいねすけ、婆ちゃんしょばっかで、おごとだ』*機織りをしているのは、この辺の地域ではもう4人しか居ない上に、お婆ちゃんばかりで困ったな玄関まで行くと、機織りの音がする。碧色の紬を織っていた。仕事には結びつかなくても、言葉の優しさが、妙にしみる。ちょっとだけ入りました。個人的に好みな糸巻きたち(写真は掃除前)、程よく小さいシンプルな箪笥、古い波々なモールガラス、白い陶器の電気配線器具。
2007年08月29日
天気予報は雨。駄目元でも皆既月食が見たくて、急遽、知人宅の軒先を貸して頂く。…やっぱり雨。雲の厚みの向こう側には、満月があって、月食もあったんだな。それを見る為に雲上の山小屋へ向かったという弟さんの話を聞いて想像した。想像するのも悪くない。ひたすらパワーを発散する6人の子供たち、10人の大人たち。遠い場所では、月を観察できた大人たち。私に満たされたのは、美味しい物で満杯の胃袋。…今度は、天気予報に従おう(;´・`)>
2007年08月28日
さんざん使い込まれて木の角が丸くなっていて、しかもオイルステインを塗る事など出来ないほどに光る黒さは(*我が家は荏胡麻油や椿油です)人の手油によるもの。それが柱であれ家具であれ、床であれ、とりあえず撫でさすります。あまり高額ではない《民具》というジャンル。買い出しでもかさ張るものは置き場所が無いのでお断りする事も。だけど、古布のように数が出なくなって価格がつり上がる次の商品はきっと、この民具。価値があるんだよーーーー!と信じながら、可愛いこの子を椅子に見立てて使います。麻や絹を束ねる為の機の道具(らしい)。値段が高いもの全てが=良いもの、では無くて数が少なくなって欲しい人が増えると価格が上がる。誰も見向きもしなかった時代から集めてたんだよ、と誇らしげに語る今はもう高くなってしまった物のコレクターさん。そんな方たちの目線が大好きです。
2007年08月27日
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今朝の3時過ぎに走る車の中から山の稜線に人の肌を持ったような色の月。月が沈む姿を見るのは久しぶり。あっという間に消えてしまう。そして今日の夕方、友達と近くの桜並木で有名な場所へ。リードを外し、喜んで散歩する手塩。山の斜面に走る一本道。空が360度、見渡せるのです。帰り道、助手席から【あっ】と声が。今朝見送った同じ月が、再びのぼってくる姿。どちらも教えてもらわなければ、気が付かなかった。遭遇できたらこんなに嬉しい。いつもいつも、誰かに掬われているなぁと思う。(誤植ではありません~)
2007年08月26日
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閉店後に。隣り町のお祭り。今年は2年参りにも立寄れた以来。神社に参って、御神輿見て、屋台内容の変遷をチェックして、(ガラスの置物屋さんはもう無いのかなーー)古民家の2階に下階のひかりが漏れて奇麗。何人も何人も何も無い山の中へ集まる様子を見ながら、人が集まる理由は立地とは関係ないんだなと思う。そこに居た人の光を目がけて。山の中から街の中へ。轟音のフロアの入り口に飾られていた蓮の花。過度な音量の中、絵を描いていた人をずっと見ていてしまった。描く事はいいなぁとつくづく。
2007年08月25日
太陽が真上にあっても風が涼しくて、藤椅子を日陰に移動させて戸外で着物をほぐしています。巣食った虫を追い出す為に(ナムナム)池に浮かべた古いコネ鉢。期せずして、蛙漁。時折、トノサマ親蛙やシッポの残った子蛙が入ってます。
2007年08月24日
当て逃げされ車が戻ってくる。知人の板金屋さんだったので随分安くして頂けたけれど、(ありがたや)それでも5万円弱。私にとってはかなり大金です(T_T)節約生活しよう。仕事しよう。何か買ったとかモノが残れば、まだ納得も…いや、ネタ(体験)が残るか。良いネタ買えたー!バンザーイ!お金を使うというのは善かれ悪しかれ気持ちを盛り上げるのですね。これが気持ちよくなって、麻痺していくのが依存症?うーん。コワイ。さておき商品紹介。ミシン用椅子です。まだまだ数がある物ですが、たいてい現役なのであまり売ってもらえません。高級品だったミシン。付属していた椅子も古い物は丁寧な作りです。これは父の商品。小柳ルミ子ちゃーん!(多分)可愛いです。セクシーです。人に歴史アリ。
2007年08月23日
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1日中、かなりの雨。ぐっと涼しくなるであろう水け。仕事も少し兼ねて、裏道を車で走りました。こんな昭和初期~中期に成立したような町並みはまだ全国どこにでもあるでしょうが、(個人的大好物)50年後にはほとんど全てが消えている筈。現代のなんてことない新しい家や町並みも《これは100年後の古物好きが写真や映像に垂涎しつつ見るような建物》と思いながら見てほくそ笑んでいます。一人タイムスリップ遊び。車も、橋の形も《この時代特有》。言葉も食べ物も考え方も制度も、何もかもが。言い換えると、ずっと続く・変化しない物は何一つないんだなぁ、とこの仕事を始めてからつとに感じます。
2007年08月22日
お盆と40度近い猛暑が同時に去って、(夜の風の冷たさは秋)以前から実現させたかった知人宅での夜茶会。最近、北海道出身の人とエコツアーやそれに関わる人との出会いが重なっていて、そこいらへんの偶然の糸が結ばれて嬉しい。▲デザートの抹茶ミルク寒天、美味だった。ルーツの話に。秋田でお殿様直近の役職についた一族とか、徳島と富山など、北海道開拓にまつわり、その距離にはドラマが。たまたま嫁いだ新潟の家と北海道の家の家紋が同じだった偶然。(調べると面白そう)話が変わって、そろそろ地元に機織りや染色の学校が復活しても良いんじゃないか、とか。(仕事しながらでも通えるなら尚、理想的)伝統芸能や工芸。回り道をしているよな工程に目眩がしていたのに知り始めれば、興味は湧く。私たちのルーツは作るという事に従事し続けた血の中にありそう。作業部屋では新しい越後上布が織られ始めていた。ここから1,200本の糸の上を無数に往復する旅が、1ヶ月続くのだった。
2007年08月21日
父が親戚から借りて来た随分時代がかったアルバム。…私の、お爺ちゃん。父の父ちゃん。若いときの写真を見るのは、初めて。70年くらい前の写真のようです。(昭和10年前後)スキャンさせてもらってから、アルバムを返しました。オート三輪に乗る姿。表情がどこか誇らしげ。(私の曾爺ちゃんが炭の仲買人をしていたそうです)25年前に亡くなっているから、私には生まれたときから爺。どんな人にもある青春時代。80歳や90歳の姿からはそれを想像できないけれど。いつか行く道。行けたら良いなと思う。
2007年08月20日
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今朝、父が気が付いた車の傷。当て逃げされてる~(T△T)おそらく昨夜買い物に行ったショッピングセンターの駐車場にて。傷は深い。えぐれてる。修理費が莫迦くさい。けど、何かしらの厄が落ちた!と思う事にして元を取ります。イタイ。さておき、買い取り少し。戦後ものです。布として可愛いです。手作りにどうぞ。日々の恵みは毎日、大量にお裾分け頂いてます。トマトは味噌ソースに、紫蘇は濃縮ジュースに、(上の写真に写ってる奇麗な紫色の飲み物です)キュウリが…溜まり過ぎだ。ピーマンも茄子もオクラも、どうすべか。保存食作りの夏。ありがたやーー
2007年08月19日
主食がお米、使用する油は最低限、野菜がメインの精進料理、だけど、味気なくない。スパイスは薬膳。どこまでも深い味わい。身体にやさしく、残暑に効く!南インド料理をみんなで食べる会を六日町 城内公民館で行います。【内 容】怪しいおぢさん(というハンドルネームですが、とても素敵で大人物!)の調理した南インド料理を食べる。 *飲み物は各自ご用意してください。 *車を運転される方の、飲酒は厳禁です!! 【場 所】 ■城内公民館 〒949-7137 南魚沼市上原632番地24 (城内地域開発センター) 電話/fax:025-775-2002 【交 通】六日町駅より越後交通バスにて約14分 (バスの本数は・・・あまりありません) *バスで来るか、歩いてくるか、タクシーで来るか、 他の参加者の車で参加するかご検討ください。 【日 時】 *全3回◆9月1日(土)14:00~15:00*おぢさんは12:00頃来ています。 見学・お手伝いを希望する方は12:00頃から適当にお越しください。◆9月1日(土)18:30~20:30 *おぢさんは17:00頃来ています。 見学・お手伝いを希望する方は17:00頃から適当にお越しください。 ◆9月2日(日)13:00~15:00 *おぢさんは11:00頃来ています。 見学・お手伝いを希望する方は11:00頃から適当にお越しください。 (各回、買物の都合で若干遅くなる場合が考えられます。その際はご了承ください。) 【参加費用】 1000円前後を予想。(たぶん以下かな…)*材料費、おぢさんの交通費・宿泊費などの実費を参加者均等割り。*畑で余っている野菜の持ち込み大歓迎!【参加の条件】 特になし。 当日都合の付く方はどなたでも。 【定 員】 おぢさんを“含めて”各回30名(合計90名) 【申 込】 ■下記アドレスに分かりやすいタイトルをつけてメッセージをくださいm(_ _)mkohukoubou@ybb.ne.jp■もしくは電話でも。025-782-1149(古布工房はやかわ/木村)■mixiに入っている方は、こちらのコミュから直接申し込んで下さい。(この方法が一番把握しやすく有り難いです)【キャンセル】 営利でないのでキャンセル料などは取りませんが、参加出来なくなったら速やかにご連絡を。 キャンセル待ちという方法は採りません。キャンセル者が出て参加総数が各回30名を割ったら不足分のみ“早い者勝ち”で受け付けます。と、長くなりましたが、バナナの葉っぱの上に広がる、《美味しくてヘルシーで初めて食べるインド料理》体験、お子さん、年配の方でも食べられます。どんな年齢の方でもまったり安心~。一人で参加も大歓迎!お子さんと一緒でも大丈夫!都内では数日で定員になる熱烈なファンの多い食事会企画です。地元開催はなかなか無いので、ぜひ♪▲写真は先だって6月に苗場食事会で食べた《ミールス》(定食の意)。この黄色いのは豆のスープ《ダール》。右手でお米と混ぜて食べます。かなり楽しい。主食がお米な南インド料理は日本人向けの味わい。
2007年08月18日
丁寧で可愛い着物リフォーム職人さのやさんが合間合間に作った裂き編み小物。もこもこしてます。触ると幸せ。いくつか店頭に置かせてもらっています。布を裂いて、編み棒で編んで。ちょっと穴のあいただけれど発色の良いメリンスの古布で作りかけているバックも見せて貰いました。…奇麗!!!本当に、本当は、捨てる所が無いんだなぁ。布。着物の買い取りありました。昭和ものの中にも、個人的大ヒットな柄があります。そろそろ40~50年くらい前の意匠が見直されて来て良いのやも。ポップです。数は少ないですが、奇麗な大正~戦前物も。こちらは文句無く、やはり、良いです。鮮やかで手触りも別格です。こればかりは古くないと駄目なんですよね…と、書いている間にも新たな持ち込みが。地味だけれど品が良い布たちが増えています。
2007年08月17日
昨日遊びに来てくれた帰省中の友達から。ゴーヤー。周りにもさらにお裾分け連鎖。トマトとタマネギを大量に加えてカレーにする。インド料理のレシピにゴーヤーは沢山出てきてさすが南の国。明日はワタと種ごとディープフライだな。タイトルに意味はありません。(今年は、春の海どころか夏の海にも行ってないや(;´・`)>)昨夜泊めてくれたともだち宅から借りた漫画に膝を打ちっぱなしの1日でした。とりぱん一部が人ごとじゃない。そして個人的に理想な自然との共存方法(あそびかた)。夕焼けの雲の形は夏より秋寄りに。この暑さもそろそろ弛むな…父の【一ヶ月後には稲の刈り取りだぞ】という言葉にハッとする。
2007年08月16日
終戦記念日。残す日。意識は覚醒するばかり、4時半に起き出し小川のほとりのハンモックで寝てみる。ハンモックから見たtamaleleさんが描いたライブペインティング作品が美しく、起き出していた別の方を本人と勘違いし、お話しさせてもらおうとすると、まだ寝ていた珠子さんを起こして来てもらう…スミマセンスミマセン早起きは三文の徳だからねぇと絵の続きに向かう姿をしばらく見ていました。一瞬ごとに完成して見えるのにさらに変化してゆく。発表は瞬間の途中経過。そこで判断される事の後ろにある膨大な時間への想像力や実際は店頭に並ばない。木製デッキの上で太陽を拝みながらヨガをやっているうちに皆が起き出してくる。身支度を整えて、開店準備中のうぶすなの家へ。さらに山奥へ車で5分位。第1回やきもの展開催中。大地の芸術祭屋根裏の三つの茶室で「民家と茶室と茶陶展」開催。金重有邦、澤清嗣、鈴木五郎、中村卓夫、原憲司 各氏が出品。●会期中連日 10:00-16:00おひとつ百数十万円というお茶椀が並びます。触って持てますが、手が震える…。帰宅して我が家も1時間遅れの開店。定休日営業だったけれど、買い取りもありました。(15年くらい前の着られる村山紬のアンサンブル、浴衣など)眠いまぶたでうおぬまさぼうにて夕飯。浴衣姿の友人たちも目に美味しい。仮眠のつもりで二次会のアパートに行ってから先は、夢の続きしか覚えていません(*_*)私は木村家の6世代目。戦時中に同じ年代だったのは祖父祖母。まだ近い話。現代生活しか知らない私はいろいろを随分と薄めてから飲み込む。小さな幸せをかみしめる事が過度な享受の前では面倒にすら思える。餌が流れ続けてくるベルトコンベアの前の席を生まれながらに持っている。そんな勘違いをしている戦後。
2007年08月15日
少し早く閉店してアウトランドのイベント最終日に出店してきました。お昼から居た方々からつらかった日中の気温の話。たいへん厳しい酷暑…。ギターを操る大樹さんのライブ。瞳がとても美しい人でした。貸して頂けた大人6人OKの大テントはメッシュ張り。▲テント内から見た景色。虫の音は蜜。草の香りも密。下条地域の花火、流れ星、ウシガエルの声、行き交う人たち、刺激の為か、2時間ほどしか寝つけませんでした。▲表現が溢れる。音の無い語らい。
2007年08月14日
お墓にご先祖様を迎えに行く日。連日の強い日差しは母の梅干しを刻一刻と美味しくし、私はご近所さんからいただいた有り難い赤紫蘇で1年もつのに1ヶ月もたない(;´・`)>(お客様に出してたから)紫蘇サワー液を再び作ります。こってり夏の中に居るのに、秋の気配を感じるのは、季節特有の行事がひとつずつ終わるから。それを縫い止める為にも、夏らしい柄を着て、恵みの野菜で保存食を作り、涼のとり方など、夏を濃厚に引き寄せる作業をもっと覚えてゆきたいです。
2007年08月13日
ペルセウス座流星群。深夜0時をまたいで降り注ぐと聞いて、帰省したばかりの友達のアパートにてスパークリングワイン、即席カクテルの氷をカロカロ回しつつ星を待ちました。0時が近づく頃、おもむろにゾロゾロ外に出て、アスファルトにお寿司のように並ぶ4カン。肩の出る洋服には肌寒いくらいの夜風、蓄えた遠赤外線でじんわり温めてくれるアスファルト。懐中電灯持って歩いて来た人1人、笑って気を付けてねーと。思い切りスピードを落としてくれた車3台、その時だけ跳ね起きて、あとはひたすら星、星、流星、流れ星、とうとうとしたミルキーウェイ。何十個も見ました。大きいの小さいの。あんなにハッキリ軌跡を残すなんて。観音様のようだねと主の寝顔をつまみながら再び部屋で話が途切れた頃にはセミもカラスも起き始め、歩いて帰った友達が土手から見たという朝日は流れ星に洗い流された空にさぞや。お盆に入る夜に、寝ずの番。
2007年08月12日
能と狂言の話を聞きながら、車を飛ばし向かう会場。能は悲劇、神様の前で演ずる。狂言は喜劇だそうな。奉納の為に生まれた芸能が内に入る。最後に戻るべき対象は個々人の中にあって、それを神様と呼ぶかも知れない。自然に求める表現方法は違う。縁あった人の写真がライブ中に飾り付けられてとても不思議な空気感で、彼女にしか開かれなかった世界の一瞬を見た。こんな風に世界を見ているんだな。同じ時代に住んでいても、同じ人種でも、違う。言語でない、ことば。【撮らせてと言わなくても目で通じる。それをしない時の写真は、一方的になってしまう】。語らない彼らの仕事の中に見えるもの。時間をかけて作った個人の雰囲気は誤摩化せず、救いが無くて、希望がある。何もかもが、何かを表す。言わなくても、実は通じている。出店していた染め物やさんのワークショップで前の晩に作りました。本藍と合成藍のMix。
2007年08月11日
アウトランドのイベント1日目。そして実は初めてな軽自動車でフリマ的出店。友達に手伝ってもらいつつ、それでも一時間以上セッティングに時間がかかる。蝋燭の明かりだけに頼ったので、日が完全に落ちると…暗い。雰囲気はインドの道ばた屋台風。面白いけれど、14日への課題。旅人の写真展。良かった。タイカレーの屋台を出していた女性も半年近い長旅から帰国したばかり。傍らにはアルバムに綴じられた記録。それも良かった。様々なカラーの作品たちが芸術祭と同じ黄色いプレート付きで展示されていて、準備期間の愛を感じます。異国情緒漂う…卵不使用なこだわりクレープが出来るのを待っている間、シタールを練習する音が響く。ダンサーは夜風と一緒に、中庭を踊るように、散歩していた。もし、時間があるならば、お日様が沈む前に訪れ作品たちをきちんと鑑賞して、素晴らしい夕焼けを、木製デッキの上から見るのがベスト!まだ残り4日間。明晩はガンガーサンガライブです!(カタックダンス×シタール×タブラ)他にはこんな音楽イベントも。色んな場所で企画目白押しですね。
2007年08月10日
久ーしぶりに早朝の川へ。昨日の豪雨を警戒して友達と泳ぐ予定を中止したのに水、奇麗~ひゃっこい(つめたい)~おにぎりもって再チャレンジだわ。帰り道にまた、グッと来る…サンキャッチャー。明日アウトランドのイベントで販売します。これが部屋の壁に広がると、もうキラキラキラキラなのです。(出店は夕方以降なので、お見せ出来ないのが残念(T_T))夏の夜の異国のお祭り、遊びに来て下さいね~♪
2007年08月09日
彼が連日翻弄されているのはお池の視線の先に居る苦手な方、ごめんなさい…なおも増殖中。今日は一つ予約が入り(その時間は、土砂降り)在宅していたお陰で、フラリと訪ねて来てくれた十数年ぶりな従兄弟に会えました。…20年?小学生の姿しか思い出せない。我が家のお仏壇は、右端に写ってる障子戸の向こう。お参りしていってくれてありがとう。自分のルーツが残っているうちは、行っておくのが良いのだね。写すのがもったいない景色が、たまにある。ちょうど、雨上がりに出た二重の虹が窓の外にあった事。私もいつかお参りされる側になるけれど、それも悪くないな。今年は良いお盆だわ。
2007年08月08日
馴染むのはこれからですが、古道具屋第二期工事、だいたいの完成。夏休み、お盆休みに、覗きに来て下さい(⌒-⌒)うちわを扇ぐ父と、たまに土間に寝ている毛だるまっこ(手塩)が歓迎します。
2007年08月07日
インレイとは象嵌細工。切り出した貝や金属と同じサイズに木を彫り込み、そこにパチッと嵌め込む技法。とても繊細です。ジッと凝視するほどに美しい。(螺鈿とは違うそうで…詳しくはOGAWA INLAY CLAFT HPにて)十日町市の小川さんはギターやウクレレ作りの職人さんでもあり、そこからインレイの技法を身につけたそうです。ネック部分にフラダンスのコマ送りシルエットが入ったウクレレとか、ユーモアがそこかしこに…フフフそんな氏の作品、少しだけ展示販売します。私もカマキリの柄を持っているペンダントヘッドとシンプルな黄蝶貝/白蝶貝のかんざし、そして小箱。奥は商店のハンコ(大正時代)。手作りハンコの持ち手にどうぞ。木を愛おしむ気持ちが会話の中にも覗く人柄は作品の上でも。今年の初花火。線香花火はひっくり返すと菊の花。
2007年08月06日
時代は新しいですが(30~40年前)、状態の良い着物の買い取りありました。普段は取らないウールも、数点。柄が可愛い上に、虫食いも無い!改装中。今日も暑いですね。でも、進んでゆくのを見るのは楽しいなぁ。
2007年08月05日
父の古道具屋お座敷計画、季節は盛夏へ…本日も進行中。随分変わってきました。
2007年08月04日
もろもろと柔らかで年輪の浮き出た杉の戸に塗られた柿渋から銀杏の香り…。1階の道具屋も工事中でオイル臭。そこにきて県内最高38度(このあたりは35度強くらいかな)のフェーン現象。これでやられないのは、多分、自家製マタタビ漬けのお陰。京都から災害ボランティアに来たという可愛らしい方が塩沢駅から炎天下1時間かけて歩いてこられた。…あぁ、ありがたひ…
2007年08月03日
サンスクリット語で逆さ吊りの苦しみ(-"-;)盂蘭盆会、お盆が近づいてきました。今日の朝は3時から10人掛かりで調理されたという美味しい精進料理を頂きました。小出の林泉庵さんにて。8月1、2日に檀家さんやお参りする方にむけて振る舞われる料理は、《盆もち》とも呼ばれ今でも行っているお寺は少ないそうです。うーん。しかし御馳走だった…至福。日中は猛暑で熱風はドライヤー、ここぞとばかりに厚みのある巨大な布たちを洗って干したら2時間待たずに乾きました。明日の予報は新潟36度です。那覇より暑い。全国イチ。何なのだ…
2007年08月02日
《塩沢》といえば、織物の名産地で、特に今の時期に着られる《夏塩沢》はうっすらと山に沸き立つ霧のようにとても涼やかです。そんな町に生まれておきながら、山地側に住んでいるせいもありますが、徒歩でしっかりと駅前を歩いたのは…思い出せないくらい昔の事(-"-;)今日は朝から水筒とカメラ抱えて、しっかりてくてく歩いてきました。一緒に巡った友達も私も割とツボが似ていて良かった。かわいいお家。蔵もまだそこかしこに残っています。とにかく路地裏が良いのです。今のうちに見ておきたいなぁ。お庭もきちんとしている。パッチワークみたいな。こんなガラス戸、昔は沢山あったなぁ。結局直線でいけば徒歩5分内の距離を3時間かけてまだ足りずだけれど今日は夏日で、《結芽問屋》さん(駅前通り)でヤミーのアイスをオーダーし、(コーンでオーダーすれば食べ歩ける♪)紬記念館で貴重な塩沢の織物の名品に溜息を漏らし、(ちょっと涼み)最後は小休止のはずの喫茶処《眠り屋》さん(牧之記念館そば)にて根を降ろしてしまいました。ちょうど2人展をやっているところで。同年代の作家さんですが、その職人芸たるや…陶芸とインレイクラフト(螺鈿とか)。必見です。こちらは5日までなので、お早めに~。*明日は定休日だそうです。
2007年08月01日
涼がとれるようなモノたち。久々に値段付きで。丁寧な仕立てに定評のあるさのやさんの新作です。浴衣生地のワンピース。夏に気持ち良さそう!ガーゼの裏地も付いてます。¥5,500青磁の器です。透き通るガラス質。一客¥1,500 窯傷有¥500 版木 ¥1,800~¥4,800木製ペン軸 ¥500~600インク瓶 ¥500水滴 ¥600真鍮のペーパーウェイト(実は分銅です) ¥500布がなかなか片付きません~(;´・`)>午後から頑張りまっす。
2007年07月31日
8月10日(金)~14日(火)十日町市のallセルフビルド!なログハウスキャンプ場【out land】にて《田園の中の異国の夜2》が開催されます。チラシに載っているお店やアーティストさん以上に現在も参加者は増えているそうです。(『私も出たい!』という方、まだ間に合いますよ~)個人的に楽しみなのが、11日のライブ、ガンガーサンガ♪14日の大樹さんも良さそう。はやかわは、布小物・洋服の【さのや】さんと10日・14日の夕方~夜まで出店です。遊びに来て下さいね~!!私は久しぶりにサンキャッチャーも作ります。軽自動車で出店。あやしいバザール風にしたい( ̄▽ ̄;)その他、8月は大地の芸術祭のプレイベントが各地で満載です。パンフやハガキありますのでお持ちください。
2007年07月30日
傷みもあるので全てリメイク用ですが、昨日買い取らせて頂いた布の一部。やっぱり縞は良いな…。小さな刺繍が可愛いです。日本の着物の柄は、基本的に静かで穏やか。とんでもなく派手な明治や大正の柄物ばかりに以前は心を動かされていて、(今も見ればウキウキするけど)地味な柄ばっかり出て来るなぁと思うけれど、それが数十年前までの本当の空気(レプリカでない現物だから)。だけれど、今も基本的に洋服の色はその延長上にあるのか。穏やかな色が多いものなぁ。静かな物。calm。基本や日常はそこを目指せば良いのかな。昨日貸して頂いた本たち。穏やかというか、誠実。
2007年07月29日
古道具部門の、お茶飲み場増殖計画が進んでいます。モノの数が多いので、片付けが…。でも、とても楽しみ。壊れた厨子に入った小さな観音様を買っていった大工さんが修理して大切に抱えて、持って来て下さった。修理する技術があるって、素晴らしい。一家に一人。憧れます。ふと窓際を見たら、このまま産卵しそうな蛙。池に引っ越ししてもらいました(-"-;)
2007年07月28日
桐の箪笥、昔のものは引き出しにダメージがあってもそれを抜き取って、本体を棚に出来ます。ダメージの無い引き出しは…本日、壁に設置してもらいました。(父に感謝)シンプルで使いやすそうです。一部、補強用の材木に柿渋を塗ったのですが、夏の室内では臭いが厳しい(T▽T)暑さに体力が落ち気味な中、同時に届いた手紙はインド絡み。1通はコルカタの大衆食堂でお話したバックパッカーおじ様でした。出版するという旅行記本の草稿付き。写真も口絵に入っている。今より、顔が丸いなぁ(T▽T)私が出会った人の人生の中で、私が記憶として生きてる事は面白い。万華鏡のように色々に捉えられてるんだろうな。
2007年07月27日
自然農やエコ情報満載のフリー情報誌【88】の最新号が届いてます。『米』の字を分解すると【八十八】。だから【88】。毎回が、大好きな内容。早い者勝ちです、どうぞ~今日からお隣の湯沢町ではフジロックも始まりますが(本日前夜祭)雨がひどい…ご飯食べてから、先ほど手に入った夏用の戸(明治位)の掃除をします(美しい)。これを店内に入れたいのです。どうしよう。時折、晴れ間。△昨日の荷物の一部です。ランプのシェードは紙製(柿渋塗)。ボロボロなので撤去。その前に記念撮影( ̄▽ ̄;)カワイクテ
2007年07月26日
買い出しへ。家の主からあるハズと聞いていた古い木綿がまったく無かった(*_*)うーん。本当に古い生地が出難くなってます。それでも(要洗濯な)格子の木綿が数枚と沢山の糸枠(四本足)など、道具が少し出ました。柿渋塗ります。昭和30年代の引き出し多めな棚が一番のヒット。歪んでるので大工さんに修理してもらって。古くて柄も良い器なども。…んー。布布。布が欲しいです。買い出し姿のまま久々に会った友達に、『何か疲れてる?』と言われた途端、そうなのか?という気持ちに。言葉の力は大きい。(見た目の力も)『普段は快活に見えてるのか。ふふふ』と思ったら、悪くない気持ち。相手が発した言葉が問題なのではなくて、私の中で意味を付ける時に、持ってくる言葉で世界が動く。それは、確実に魔法みたいに効く。
2007年07月25日
ちょうどコーヒー豆の買い置きが無くなった日に美味しいマメを頂きました。今飲んでます。感謝。白ゴムのワッカはハギレを纏める用。集まると奇麗。揚げ茄子とトマトのカレーモロッコインゲンのサブジ茄子のアチャール窓の外は、夏日。ひたし豆は辛子醤油漬けに。明日も買い出しがある予定。夏だなぁ。嬉しいなぁ。豆の元気もらっとこー。
2007年07月24日
少し長く取り置きだった昭和家具(作業台と机)が、引き取られていった。引き出しの中は、ほお袋。習性的に何かを入れてしまう。雑多な物がバラバラと行き場をなくす。何かに使えるかなぁとためてるパーツ。小さな引き出しの取っ手は修理しやすくて便利だけれど、DIY技術のない私には持て余すモノが多い(今はまだ)。昔の防犯と言えば、木の窓枠に付いてたこの『クルクル廻す鍵』でした~。なつかし。
2007年07月23日
本日の買い出し、父の古道具部門は江戸中期の蕎麦猪口などが。残念ながら、古布はありませんでした…私が買わせて頂いたのは小さくて使いやすそうな折り畳み机と文机。他にも今日は小さな買い出しがちょこちょこ。有り難い事です。
2007年07月22日
*明朝は買い出しの為、少し開店が遅れます父の古道具部門と合わせた新しいチラシを作る。暇だったのは震災のせいにしておこう…冗談ではなく、風評被害が県内に出始めているようです。水曜日に向かう予定だった現地ボランティアも今は義援金の方が良さそう…救援物資を積み込んだ車と応援に来た方々の車で渋滞が起こり、週末は乗り入れ規制があるそうです。それらが解消した頃、お手伝いしてきます。
2007年07月21日
父の古道具屋から、最近の買い出し。△微妙に懐かしい、自転車屋さんのポスター。こんなパネルが壁にかかってたなぁ…。△どっちりしていて、良い箪笥。金具もシンプルで美しいです。なんだか妙な屋外ホーロー看板も増えていました。
2007年07月20日
庭の池には毎年トノサマガエルが大繁殖する。普通のアオガエルよりオタマジャクシ期間が長いような。数十匹がゆらゆら泳いでいる中で、やっと足付きが出始めました。その池のほとりで、古道具を洗う事が多いです。
2007年07月19日
朝からの予定が全て変更になる。夜、長岡市でのジャンベコンサートが中止になったメールも。音楽の力。日程の巡り合わせ…残念。被災地に入り込む悪徳業者の話がネット上に出始めていて、《火事場泥棒》というより《魑魅魍魎》。奉仕の心と飢えた気持ち。神聖な場所にもヨコシマな願望は現れる。両極はいつも一緒だけど《発見》した途端に消える気がする。泥棒の働きも、神聖な活動も。
2007年07月18日
誰かをおもう未来をねがう頭の中だけで動く時はつかれる。つかみ所が無くて、叶わないからだ。動かなければ分からない事。伝えなければ見えない答え。さておき、昨日から体が重い。考え過ぎても仕方ない。来週の定休日は、ボランティアセンターへ。距離的に近い場所に住んでいる利点。《中越沖地震》【ボランティア情報】◆柏崎市社会福祉協議会◆刈羽村◆災害ボランティアにいがた広場【義援金情報】◆Yahoo!ボランティア ◆テレビ朝日 ドラえもん募金(1通話105円の募金ができます) →義援金電話> 0990-513-006(固定(IP以外)電話から通話可能) ◆赤い羽根共同募金 ◆ジャパンプラットフォーム ◆新潟県 ◆赤十字 ☆mixi《中越沖地震コミュ》*これらの情報の詳細が載っています。
2007年07月17日
この日記はまた書き直します。 *このまま残す事にしましたm(_ _)m電話やメッセージありがとうございます。(携帯はまだ不通です)先ほど、中越大震災の被災地とだいぶ被る範囲で再び大きな揺れがありました。開店直後にいらしてたお客様たちと、壁や机に掴まってましたが、人数がいると声を掛け合って、不安感は薄れるものですね。今心配なのは、長岡市でお昼から行われる筈のコンサート(昨夜の演奏、素晴らしかった!)。*余震もある中、行われたそうですさらに揺れた地域の知人、友人たち、どうか無事で、と祈ってます。上空に複数のヘリコプターの音がします。3年前と同じだ…今回は昼間だけれど。
2007年07月16日
『復活したような、そんな気がしています』奏者がとつとつと話をし、コンサートは始まった。印度音楽に出会わせてくれた恩人の一人が、関西に引っ越して久しい。長らく振りの音は、深く変化していた。歌声が驚くほど奇麗だった。シタールとタブラの二人が交わす会話の空気を背後で味わう幸せに恵まれながら、体が痛いなぁと客席で聴くより気が乱れつつ(-"-;)>そういえば、シタールをつまびく氏は3年前も長岡市で被災している。再びの地震、このタイミングで訪れた事。大地に音色を降ろしていってくれたようなそんな気もした。何でかタブラ奏者がホーミーをハミングしていた事も心に残っている( ̄▽ ̄;)生で初めて聴いたやも。ステキ。長岡市へ向かう途中。あまりにも空が奇麗で、何枚か写真を撮った。宇宙に広がる大気みたいな色。
2007年07月15日
我が家のお隣は、造園屋さんで、庭先には立派な桃の木がある。沢山の実をつけて、だけどそんなに食べるものでもなく、このままでは台風で落果してしまう。【全部、もいでってくれそ】と言われたので、ありがたく脚立を担いでって、数分の桃もぎで、すぐにザルが一杯。お客様にお裾分けしつつ、残りはジャムです。虫のご飯(植物)は他にもあるから全くの無農薬、放っといても美味しく生(な)る。【安定して手に入る】事が重視されてから、何かが変わったんだろう。一定でないのが本当は自然で、保存食を作ったり備えていた生活があった。つい最近まで。************そうそう、明日の印度音楽コンサート、台風でも演奏開始です☆雨天中止なイベントがあった方、ぜひ、嵐を呼ぶ一夜をご一緒に~ \(-"-;)イヤモウホントニイヤンダワ-
2007年07月14日
越後妻有の大自然を、そのまま会場にしたアートトリエンナーレ、3年に1度のお祭り【大地の芸術祭】。次回の本大祭は再来年だけれど、今年の夏も、暑いのです。毎日のように、どこかでイベントやワークショップやコンサートが。作品をグルグル見て回るだけでも、1日じゃ足りない!《詳細はコチラ》ポスターとパンフ届いてます。ポスターはちょっと余計にあるので、【配るよー】という方も、お待ちしてますm(_ _)mんー、ワクワクする!…パッションの前に、メディテーション。明後日から2日間の北印度古典音楽コンサートへも、ぜひ足をお運び下さい。
2007年07月13日
これは父の分野。重ーい発動機。昭和の日本を支えました。インドではそこいら中で現役だった。( ̄▽ ̄;)ウルサカッタ-今日は午後からユニック車を借りて、更に交渉済みの2台を持って来るそうな。私にはよく分からない世界だけれど…新三菱重工京都製作所製銘板【かつら】1940年~確かに、美しい。動かないジャンク品だってちゃんと市場(しじょう)があるらしい。錆び好き苔好き朽ちフェチが進んでどこへ行く~。山中の採石場のサビサビコンテナにグッと来る娘も人ごとではないです…。
2007年07月12日