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DNAの抽出実験
参考サイト ブロッコリーDNAの抽出 1、ブロッコリーを用意する。新鮮なもの。1株~0.5株 2、先端の花蕾だけをそぎ落とす。はさみが便利。 3、そぎ落とした花蕾を冷凍する。2時間もあれば凍る。 つぶしやすくするため。(冷凍脆性) 4、すり鉢、または乳鉢で潰す。最初は上から押し付けるように。つぶれたらすり潰す。 花蕾がほぼつぶれるまで つぶしすぎるとDNAが短くなる。 5、塩10g、小さじ2 台所用洗剤(ジョイなどでOK) を加えて水200mLにする。2株分ある。DNA抽出液として使う。 6、DNA抽出液をつぶしたブロッコリーの上にひたひたにそそぐ。軽く混ぜて5分放置。 7、茶こしで 7の混合液をろ過する。ごそっと全部入れるのがコツ 8、7の液をコップか50mLのビーカーかφ15mm程度の試験管に入れる。 のちの作業を考えると試験管が楽。 9、7の液とほぼ同量か2倍程度の無水エタノールを静かに上に注ぐ。 消毒用エタノールの方が入手しやすいようですが、 無水エタノールの方が乗っけやすくて楽です。 このあたりはコストと作業性の兼ね合いで。 10、5-10分待っていると、ブロッコリーの液からDNAが浮いてくる。 浮いてくる瞬間が結構好き。 浮いてきたブロッコリーをピペットで吸って、酢酸オルセインで染色。 そのままだとただ赤いので、エタノールで脱色。 比較対象として脱脂綿を染色・脱色するとDNAだけが濃く染まることが分かる。 一般家庭には酢酸オルセインも、酢酸カーミンもないなあ。 動・植物の組織・構造の染色に便利な水溶液です。プレパラート染色液1セット(6本) 普通に見る分にはこの染色液セットで十分高校レベルまでいけます。 酢酸オルセイン、酢酸カーミンはDNAをたくさん含んでいる染色体を良く染める試薬です。手に付くと取れにくいのですぐに手を洗ってください。 地味に見えるけど、本当にDNAが取れると分かると子供は結構喜びます。特別な器具もいらなくて台所でできますね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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