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進歩の日々を自分らしく

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2011.02.08
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カテゴリ:考房
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 学習や仕事をしている限り進歩があります。それどころか、生きている限り進歩はあるのです。人生は日々進歩の積み重ねなのです。しかし、戸惑ったり焦ったりすることはありません。進歩の度合は人それぞれ、自分らしく進めばよいのです。意欲的に自分らしく日々進歩を重ねることへの想いを、週間日記に書き綴っています。
***************

 寒波の中で縮こまっていた頃に、1949年制作の「若草物語」を観てきました。早く春を呼びたい気分もあったのでしょうか。エイミー役の若きエリザベス・テイラーを始めとして、ジューン・アリソン、ピーター・ローフォード、マーガレット・オブライエン、ジャネット・リー、ロッサノ・ブラッツィといった、ハリウッドでならした往年の名優たちの若い頃の姿がみずみずしく、楽しい映画でした。そして今は、寒波が過ぎて「光の春」たけなわとなりました。

 今回の一言は、今の季節に感じる風流とでも言えましょうか。

◎光の春◎

 窓辺に跳ねる陽光に誘われて外へ出てみると、いきなり肌を刺す
寒風に縮み上がることがあります。暦の上では春とは言うものの、未だ
2月ですから寒いはずです。冷たい空気と明るい陽光の組み合わせ。
明るい希望が湧いてくるような気分。これが光の春です。

 昔から私は2月という季節が好きでした。木々は葉を落していて未だ
寒いのになぜ?と言われることもありましたが、恐らく、明るくなって
きた陽射しに未来への想いを重ね、希望と期待を持つことができたから
でしょう。年を重ねた今でもそれを感じます。

 これからもどうぞ進歩の日々をお楽しみください。

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◆モノづくりのこれからを考える:考房だより64◆

 私たち自身に何ができるかを考えながらやろうと申し合わせてから、
開始しました。発言の中にそれが現れているとは限りませんが、各人の
心の中にそれが沈澱しているのだろうと思っています。

・モノづくりを製造業という枠に嵌め込んでしまうことに危惧を覚えて
 いる。今のモノづくりは製造業の過去の遺産で食っている面はあるが
 制度、立地、情熱、夢、といった側面に問題があると感じており、
 危機感を持っている。

・世界の産業構造が変わってきている。目に見えないものもモノづくり
 の範疇に入れるなど、広く捉える必要があると思う。

・脱工業化という概念は神話であり幻想でしかないと主張する研究者が
 現れた。例えば、工場内で行われていた清掃やテクニカル・サポート
 などの業務は、工業生産にカウントされていた。ところが、これを
 アウトソーシングすると、サービス業生産に組み入れられる。

 生産や労働の実態が何も変わっていないのに、工業生産が減少し、
 サービス業生産が増加するという統計数字が現れる。また、工業製品
 は安価になったのにサービスの対価は高くなったということも、幻想
 の背景にある。例えばパソコンと散髪を比べてみよう。

 パソコンは安くなったから、所得に対する比率は下がる。ところが、
 散髪代は値上がりまたは横ばいだから、所得に対する比率は上がる。
 このような実態を把握せずに、統計数字だけを見て分析するから
 「脱工業化」などという幻想が生まれるというものだ。

 その研究者の結論はこうだ。製造業の生産性の向上が工業製品の相対
 価格の低下をもたらす。一方、サービス業の生産性はなかなか上がら
 ないからサービスの対価は低下しない。その結果、GDPに占める
 工業生産額の比率が下がり、サービス生産額の比率が上がる。この
 ような見方をすれば、製造業の重要性は高まることはあっても、低下
 することは有り得ない。

・高度成長時代には、官と民がうまく連携が取れていた。通産行政で
 打ち出される国策と産業が同じ方向を向いて進んでいた。神戸市政を
 「神戸株式会社」と呼んだのも良い意味で受け止められたのだろう。

・世界でトップシェアを取っている日本企業の頑張りや創造性が日本
 国民に広く知られていないのは問題だ。高度な装置、部材、素材など
 強みを持っているものは少なくない。これらをもっと広く知らしめ、
 活かすことに力を集めることが重要だ。

・得意な分野を認識し、それをしっかり守り、育てていくという姿勢が
 不可欠だろう。経済産業省はもっとしっかりせい、と言いたい。
 政治や行政が足枷になってはいけないのだ。日本企業はよく頑張って
 いる。政治破綻に近い状況の中で日本という国が大崩れしないのは、
 産業界の強さゆえだという識者の発言もある。

・戦術ベースでのモノづくり推進策は、企業レベルでも政府レベルでも
 考えているのだろう。しかし、戦略ベースで見ると何もないように
 見えるが、どうだろうか。

・ドイツ、イタリアなどは、国として何をどう育てていくかという戦略
 を持っているように見える。国として何をどのように育てていくかを
 明示し、それを官民でベクトルを合わせてかたくなに追い掛けること
 が必要なのではないか。

・全部自分でやろうとしたり、日本のことだけを考えていてはダメ
 だろう。他国との共生の下にモノづくりを考えなければならない。

・戦略には切り捨てが絡む。国策として切り捨てを断行できる政府には
 なっていないのが弱点かもしれない。根本問題として、選挙の在り方
 は本当にこれでよいのだろうか。政治の在り方が、国として重要な
 モノづくりに悪影響を与えるのはまずいと思う。

・モノづくりの発展には核になるものが要る。明治から大正時代は鉄道
 建設だった。大正から戦前の昭和は軍需産業だった。そして、戦後は
 インフラ整備のための公共事業であり、豊かさを感じられるように
 なってからは家電製品や自動車産業だった。そして今、核になるべき
 ものは一体何だろうか。

・それは恐らく、人間の生存に大きく関わるものだろう。エネルギーと
 食料に関するものだと思う。

・モノづくりを多面的に捉えることを考えてみた。そもそも、モノは
 使われるために造られる。とすれば、モノを造ることだけではなく、
 使われることをサポートすることもモノづくりの一環と考えるのが
 よいのではないか、と思えるようになった。

 運送も、販売も、ユーザーサービスも、使用法や適用分野の開発も、
 併用機器や資材の提供も、モノづくりの一環として考えるのだ。即ち
 モノづくりとは、経済活動の多くの機能から構成される一つの産業の
 姿だと解釈するのが妥当だと思われる。

 物を造ることを孤立させて考えてきた従来のモノづくりを脱して、
 物を造ることを「モノづくりという一つの産業」を作り上げるための
 一つの重要な要素だと捉えることが、新しい視野を拓くと思う。

・モノづくりや、モノを使うことに関わっているサービス産業が無闇に
 巨大になり過ぎて不安定化し、産業全体を歪めていると思う。本来
 あるべき姿から離れてしまったサービス産業の暴走をストップさせる
 ためには、モノづくりがしっかりすることが重要だ。モノづくりと
 サービスがうまく連携しながら発展すれば、好ましい展開になろう。
 
・農業転換を進めるのは一つの有力な道かもしれない。農業も先ほどの
 考え方の例のように広く捉えれば、農産物を生産するだけではなく、
 農産物加工、農業のための土木、建設、機械化、エネルギー生産、
 といったことも農業転換として捉えることができる。

 新しい形の農業やバイオ活用の農業には、装置・機械・設備の開発や
 技術開発、システム開発が欠かせないはずだ。

・モノづくりを突き詰めていくと、用途開発と機能開発の組み合わせに
 なる。これはコトづくりであり、日本の総合商社が得意とすること
 でもある。即ち、新規プロジェクト企画が用途開発と機能開発を促す
 ことになる。このように考えれば、日本の商社機能はモノづくりに
 とって大きな力になると期待できる。

 テーマに関する意見交換は以上の通りでした。

 最後に一つの提案がありました。前回の「田舎の活性化」や、今回の
「モノづくりのこれから」については、別に分科会を設置したらどうか
というものです。

本考房では、身の周りにある多くのテーマを幅広く扱うことを旨として
いますので、分科会的な深い掘り下げを取り上げることは困難です。

推進役、世話役を買って頂ける方がおられましたら、分科会を是非立ち
上げ、テーマの掘り下げに取り組みたいと考えています。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆物事を成し遂げる力をどう身に付けるか◆
 ・次の改善実践レポートがあります
  表紙:
   http://homepage1.nifty.com/koken_pat/jiseiryoku.cover.html
  本文:
   http://homepage1.nifty.com/koken_pat/jiseiryoku.main.html
 ・次の参考情報があります
  ネットで学ぶ目標達成の技と心
   http://www.mag2.com/m/P0006167.html
  目標を達成する仕事の仕方の習得講座
   http://www.knowledge.ne.jp/lec941.html
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◆改善実践考房、2月度のご案内◆

 1月27日に開催しました。内容は今回掲載の通りです。
2月のテーマとして下記の案が出ています。他に良い案ありましたら
ご提案頂きたく思っています。

   『安心と安全を実現するための思考と行動』

 開催日と会場を下記にご案内します。これまでのテーマにご関心を
お持ちの皆様、新しいことに期待をお持ちの皆様、ご自身のお考えを
お持ちで他者の意見や考え方も聞いてみたいと思われる皆様、どうぞ
お運びください。

 組織の若手マネジャーや、マネジャー候補生の皆さん!! 是非一度
覗いてみてください。お待ちしています。

日 時:11年2月24日(木)午後6時30分~8時30分
テーマ:安心と安全を実現するための思考と行動
    他に良い案お持ちの方はご提案ください。
会 場:神戸市勤労会館303号室(神戸市中央区雲井通5-1-2)
     (JR三宮駅浜側を東へ徒歩で約5分)
ご案内サイト:
   http://homepage1.nifty.com/koken_pat/kowbow.html
ご連絡先:
   メールアドレス hiro.oshima@nifty.com

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★サイト「経営改善で会社を元気に」に次のメッセージを掲載中です
  *目標を決める能力
    http://homepage1.nifty.com/koken_pat/
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 改善実践考房 主宰 / 大島啓生
  E-mail hiro.oshima@nifty.com
  URL http://homepage1.nifty.com/koken_pat/
 神戸市垂水区桃山台5-7-7 〒655-0854
  TEL:078-755-2276 FAX:078-752-9097





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Last updated  2011.02.08 08:07:48
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