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子どもの早熟は激励されるべきものではない。お母さんにとって彼女の7歳の子どもが、近所の10歳の子どもと同じ作品を描いたからといって、少しもほこりにはならない。 ― チゼック
フランツ・チゼック(1865~1946)は、ウィーンの児童美術研究家。
子どもは、誰にも教えられずに、自然に美を創造する力を持っていて、それぞれが自由な表現方法を持つべきであり、大人が人工的に早めたり、手を加えたりしてはならない。子どもたち自身によって成長させ、発展させ、成熟させよ、との見方を持っていた人だ。
子どもは大人のミニチュアで、未熟な存在に過ぎない、というのが一般的な見方だった時代に、これはかなり斬新な考え方だっただろう。
失笑する人もいただろう。否定する人もいただろう。
でもチゼックのこの視点は、その後、世界中の教育者や画家、研究者が研究をして現在も影響を与え続けている。
多くの人たちが「常識」と信じている中、それを覆す「発見」をし、提唱することは、天動説が信じられている世の中で、地動説を唱えてるようなもの。
どんぐり倶楽部と通じるものを感じます。
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Last updated
2013年07月31日 11時07分44秒
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