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カテゴリ:どんぐり文章題
先週は
「絵日記がまだ書けていないから」
ということで、お休みだった。
今回、選んだのは
0MX66 はっぱの らっぱを ふきながら かっぱの あっぱくんが およいでいます。すると、どこからか おさかなさんたちが あつまってきました。おさかなは みんなで 21ぴき いました。あっぱくんの しっている おさかなさんは 8ひきでした。では、あっぱくんが しらない おさかなは なんびき いたのでしょう。
初めの一文を聞いて、ニヤニヤしながら描き始めたI君。まず池を一つ描き、
「かっぱって、どんなんだっけ?・・・頭は分かるけど、そこから下が分からん・・・」
といって、しばらく止まっていたけれど、「描くしかないと」思ったのか、また描きだした。
ラッパの絵が、ちゃんとピストンも描かれている。
“お魚さん達が集まってきました” では、
「何匹かわからんから、1匹だけ描く」
と言って、魚を1匹だけ描いた。
そして“お魚さんはみんなで21匹いました”で、
「あと20匹・・・」
と言いながら、残りの魚を描き始めた。
ここからが長かった。1匹、1匹、ゆっくりと力強く、魚の絵を描いていく。描いている途中で
「(お魚が)全部描けんなぁ。」
とつぶやくI君。11匹で池はいっぱいになってしまった。私のほうをチラッと見たが、「自分で考えるしかない」と思ったのか、しばらく考えた後、もう一つ池を付け足した。
上の方で、最初に描いたほうの池とつながっているらしい。(あっぱくんの左手の近く)
ゆっくり、時間をかけて、でも途中で嫌になることなく、お魚さん21匹を描ききったI君。
“あっぱくんが知っているお魚8匹”を赤で囲んで、知らないお魚は13匹、と答えをだした。それから、その13匹をオレンジ色で囲んだ。
I君のお母さんは以前、「できる」ことと「分かる」ことは違う、ということは分かっている、と言っていた。
でも、“できるようになって欲しい”という気持ちもある。
ずっと、その葛藤があるんだと思う。
今はまだ、I君のお母さんは、末っ子が赤ちゃんだし、気持ちの余裕がないだろうけど。
いつかI君も、お母さんが見守る中でどんぐりができるように、私も努力しようと思う。
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Last updated
2013年09月06日 12時01分24秒
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