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2005年10月26日
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カテゴリ:自閉症と情緒
手たたき(2)

 くすぐりを前もって防ぐ
 身体のアッチコッチをくすぐられて、子どもが活発に身体を動かすようになり、こちらのくすぐる手を自分の手で押して、くすぐりを避けるようになってきたら、テキパキとしたくすぐりの働きかけから、くすぐる時に徐々に手を伸ばして、前もってくすぐるこちらの手を防げるように持っていきます。くすぐられていて、こちらの手をのけようとすることが、くすぐられてすぐによけるようになってくれば、今度はくすぐられる前に防ぐようになってくるわけです。前もって、しかも、相手の動きを見て、その手を防ぐということで、こちらの手の動きと子どもの手の動きが合うようになってきます。

 こちらの手を前もって防ぐようになってきたら、くすぐりを仕掛けるこちらの手の動きを素早くしていきます。つまり、サッとくすぐろうとします。そのような素早い動きに対応して子どもが、サッと手で防ぐようになれば、すばやい対応ができたということです。

 さらにくすぐりをしかけるときに、上からくすぐろうとしたり、右からくすぐろうとしたり、下からくすぐろうとしたり・・・というようにいろいろな方向から手で迫るようにします。そのような様々な方向からの働きかけに対しても、子どもが手を伸ばして防げるようにしていきます。楽しいくすぐり遊びの中で行えば、人への関心が増していきます。

 片手たたきをする
 こちらが様々な方向から子どもに向かっててを伸ばしたときに、子どももこちらの手に手を伸ばしてくるようになったら、手と手が合うところで子どもの手をパンパンと叩いてあげます。パンパンと叩いては、手をひっこめてから、また、手を伸ばして子どもの手をパンパンと叩きます。こうして、こちらが手を伸ばしたら、子どもも手を伸ばしてての叩き合いをするという遊びに持っていきます。

 最初は、片手で手叩きをします。いろいろな位置で手を叩き合えるようにします。時には、くすぐって笑わせては、手の叩き合いも楽しめるようにします。また時には強く叩いたり、時には弱く叩いたりして、変化をつけることで、手を叩き合うこと自体を楽しめるようにしていきます。

 両手たたき
 片手叩きが楽しめるようになってきたら、両手叩きができるようにします。セッセノセの感じです。この両手叩きも、上下・左右と位置を変えて、いろいろな位置で叩き合えるようにしていきます。

 このようにして、こちらの手の動きに対して、対応して手を動かして遊べるようにし、こちらの手の動きに注目し、さらに人の動きに興味を持てるようにしていきます。





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最終更新日  2017年02月25日 10時10分44秒
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