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2017年03月15日
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カテゴリ:育児の心構え

親子が遊ぶということ

 最近は、ゲームをやる子が増えています。ゲームばかりやっていると、人とのつきあいがありませんから、人間関係がうまくできなくなるのではないかと心配されています。

 すでに2、3歳からゲームにはまってしまう子もおり、ゲームをやめさせて他の活動に誘うことが困難になっています。特にゲームを止めさせて勉強しなさいと言っても聞いてくれないようになってしまいます。勉強はつまらないものというイメージが学校に入ってしばらくすると定着してしまい、楽しいゲームを止めてまで、勉強することに価値がうるのかと思う子もいるかと思います。ゲームを止めさせていると、面白くないという気持ちが膨らみますから、他の活動をしてもなかなか身につかないことになります。また、親子関係も悪くなります。親は楽しいことをやらせてくれないと思うわけです。

 それではどうしたらいいのかという話しですが、やはりゲームよりももっと楽しい経験を親と一緒にすることが大切かと思います。ゲームより楽しい経験というと何か難しいもののように思いますが、簡単なことです。くすぐり追いかけっことかお相撲ごっこ、走りっこなど、身体を思いっきり使って遊ぶ遊びをすればいいのです。

 ゲームでの遊びは、集中性の活動になりますから、本来それほど強く楽しいわけではありません。しかし、注意が集中し固定化しますから、固定的に定着しやすいものです。ですからなかなか止められないことになります。また心がある程度固い状態が続きますから、「ああよかった」とリラックスして満足感を感じることがありません。満足感をあまり感じないので、いつまでもやり続けてしまいます。

 さらに意識が集中するために他のことは考えられなくなってしまいます。他のことに気が回らないことになります。ゲームには詳しいが、他の事には関心がないことになります。

 一方、身体を思い切り使った遊びでは、高揚性の喜びが出やすく、しかも、全身で活発に喜びを表現しますから、喜びの感じ方もかなり強烈になります。断然ゲームよりも楽しいものになります。このようなすごく楽しい経験をしておくことで、ゲームを止める時にも、また追いかけっこやろうかと期待させながら辞めさせることができます。

 また、お父さんお母さんは楽しいことをしてくれるということで、親子関係も良くなります。楽しい経験を共有することで、楽しい雰囲気で会話も弾むことになります。

 さらに重要なのは、身体を思い切り使って楽しむことで、頑張りの気持ちや充実感が出てくることです。これが、困難なことにも頑張ろうと言う気持ちを育てます。いわゆるたくましさが育つということです。一方、ゲームをやり続けていれば、集中ばかりしているので、融通性がなくなり、自分の思い通りにならなければ、不満を言う人間になる可能性が出てきます。

 ですから、単純なことですが、思い切り身体を動かして楽しむ遊びをお子さんとしてみてください。






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最終更新日  2017年03月15日 08時00分08秒
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