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カテゴリ:子どもの性格としつけの仕方
ある気持ちへのなりやすさが性格となる
怒りっぽい性格は、怒りが容易に現われる性格です。つまり、怒りの状態になりやすいことが性格と言えます。落ち着かない性格は、落ち着かない状態になりやすい性格だと言えます。ですから、例えば、怒りが現われやすいのは、心が緊張して張り詰めている時です。ですから、気持ちを心地よくゆったりさせれば、怒りは現れにくくなります。つまり、穏やかな性格になれば、怒りっぽい性格ではなくなります。さて、親が子どもに穏やかな性格になってほしいと願うのであれば、穏やかな心の状態をつくり、さらに何回も穏やかな状態を繰り返して、穏やかな心になりやすくすればよいわけです。簡単に道筋を列挙すると、次のようになります。
1.目標とする心の状態をつくる。 一時的にも、子どもを機嫌よくリラックスさせて、穏やかな心の状態を作ります。 2.目標とする心の状態を繰り返し作り、その状態になりやすくする。 穏やかな心の状態を繰り返し作ります。 すると、次第に穏やかな気持ちを作ることが簡単になります。 3.目標とする心の状態が自発的に現われてくる。 親が働きかけなくても、穏やかな状態になりやすくなります。 4. 新しい性格が定着する。 穏やかな心の状態が増えることで、穏やかな性格になったと言えます。
さらに、落ち着きのない子のことも考えてみましょう。落ち着きのない子どもの場合、目標とする心の状態は、「心地よくゆったりした気持ち」です。まずは、「心地よくゆったりした気持ち」を作ります。これは後で詳しく説明しますが、子どもを笑わせては手ブラブラでリラックスさせるといいのです。初めは、すぐにゆったりしてくれませんが、次第に一時的にもゆったり出来るようになってきます。次には、いろいろな機会をとらえて、ゆったり出来るようにする働きかけを繰り返していきます。すると、次第にゆったりしやすくなり、しかもゆったりさが長く続くようになってきます。このように容易にゆったり出来るようになると、自発的にもゆったり出来るようになります。例えば、友達と話をしながらも、ハハハと笑ってゆったり出来るようになるのです。すると、働きかけをしなくてもゆったりしていられるようになり、性格も穏やかな性格へと変化していくのです。
もちろん性格は、生まれてから継続し存在しているために、簡単には変化しません。しかし、気持ちを作る働きかけを繰り返しやって、習慣化し、その結果、自発的に目標とする気持ちになれるようにすれば良いのです。そのためには、きちんと的を絞って働きかけ、しかも、目標とする「情緒的反応」が定着するまで働きかけを続けなければなりません。こういうと、難しいように聞こえるかもしれませんが、お子さんとのつきあいは、毎日行われますから、楽しい働きかけをしていただければ良いだけですので、やり始めると意外に簡単なことだと分かると思います。 ペーパーバック アマゾンから。 自閉症児の社会性を育てる: ―リラックスした喜びで伸びる人間関係と学習力― 1430円 https://www.amazon.co.jp/dp/B07CZ8GG1L/ 落ち着きのない子がゆったり出来る方法: ADHDの子も落ち着ける 880円 http://www.amazon.co.jp/dp/B01EWTAZLS 頑固な子も素直になれる― 固い心をやわらかい心にする方法 ― 880円 http://www.amazon.co.jp/dp/B07GLP4VX6 ひきこもりは笑いで解決 人との楽しいコミュニケーションが大切 http://www.amazon.co.jp/dp/B07PWY1QF1 ほどき心理相談所 心理相談、発達相談を受けています。 hodokio@sirius.ocn.ne.jp メール相談は、無料です。
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最終更新日
2024年06月05日 13時55分39秒
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