カテゴリ:支援の取り組み
千太が大きなパニックを起こすようになって以来、学校や専門医療機関、民間療育機関、行政機関と様々な方面から支援に取り組んできました。
クラス編成に配慮をいただき、現在は今までになく穏やかに日々がすぎていきます。 これと言って大きな事もなく、昨年度に比べ授業にも参加して、テストも受けています。 昨年度はテストは配られてすぐに丸めて床へ投げて、ほとんど受けていない状態。 体育は体操着に着替えることすら嫌がり、音楽は音楽室にはいることを嫌がり、算数は遅れまくって解らないので保健室へ行き、国語の時間は右から左へ聞き流し、そのうち寝てしまう。 一年通して、ほとんどの教科のノートは何も書いていなくて、千鳥の宿題ようにリサイクルで使っていた。 (千鳥は幼稚園なので宿題はないのですが、本人が「宿題」と言って、数字を書いたり平仮名を書いたり自分で練習していたんです) 今年度は、本当に具合が悪いとき以外保健室に行くこともなく、体操着に着替え体育に参加し音楽の授業も受け、点数が悪くてもテストを受けてくる。 担任の先生が頻繁に出してくれるクラス便りを読むと、クラスの雰囲気もよくわかり、比較的穏やかなのが解った。 もちろん子供ですので、子供らしい問題点もあります。 相手を傷つけてしまう言葉が原因で小さなトラブルがあったり、先生がこれで大丈夫なのかなと心配になる態度があったり。 でもこの先生は、素直に良かったこと、先生自身が嬉しかったこと、しっかり褒めてくれます。 私だけではなく、ほかの保護者の方もきっとこのクラス便りを通して子供達の良い部分を感じているのでゃないかと思います。 ずっと行動もや存在を認めてもらえなかった千太が、このクラスでは居場所があるみたいです。 療育に行くときに電車の切符の買い方を教え、今では券売機で自分で買います。 心配だと「○○円で良いんだよね」と確認しますが、私は一切手を出しません。 おかげで、学校行事で電車を使うとき、切符の買い方が解らない子が千太に買い方を聞きます。 クラスの子に頼りにされる事もあるんだと知り、すっごく嬉しかった。 先生が言うには、まだクラスの子の方が我慢していることが多いと言っていました。 これを我慢ではなく、どこかで子供達が「あ、そうなのか」とストンと気持ちよくスッキリする時期が来ればいいなと思っています。 でもこればかりは、学校に委ねなければならない部分でもあり先生の力に頼らざる得ない (千太の特性については昨年度、既にある程度説明したので) 千太が頑張ること、逃げずに向き合うことが増えるときっと変化は訪れると思います。 (なにせズルも覚えましたから、まったく) さて 昨年10月から民間療育機関で個別支援を受けてきて、だいぶ成長してきました(担当者談) この夏、同年代の子たちの小グループでの支援に変更です。 (それに伴い月謝も変更~) 今までの個別支援でやってきたことの実践編です。 机上では絶対に学べない、大事な大事なことをこれから学びます。 もちろん心配もあります。 でもそれ以上に、期待も寄せています。 (期待の大きさと支出が比例していたりもします・・・涙) で 学校生活が落ち着いていて私のストレスも少し軽減されました。 仕事に出る気力もわいて、出ているわけですが 6月、本人の思惑(週三日で月に40~50時間)以上の勤務時間となり80時間を超えました(笑) たぶん7月もこれくらいいっちゃうのでしょう。 (おかげでわずかなダイエットにもなりました) だから、相変わらず部屋の掃除はさぼっています。旦那の相手もさぼってます。 (でもPCはやる) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年06月30日 23時09分51秒
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