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ミニコミ 「志」

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しゅり@ Re:地平線の彼方から(05/13) 私も確か中学生の時に合唱コンクールで歌…
みほまま@ Re:地平線の彼方から(05/13) はじめまして。中学生の頃に学校の合唱コ…
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2010.02.11
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カテゴリ:教育
昨日、よこはま学校経営塾第5期の発表会に参加する機会を得た。
そんな塾があること自体、昨日まで知らなかった。
1年間に渡って、忙しい副校長先生達が研修とグループに分かれての実践研究をしてきたことに
尊敬の念をいだいた。その成果の発表会。
テーマは、「人材育成」「小中一貫」。
現場では、経験5年以下の教員が全体の4分の1を占め、
今までのように、自然に仕事を覚えていくのでは間に合わず、
意図的に人材育成をしていかなくてはならない状況になっているという。

「小中の良さを生かした」「小中一貫ブロックを活用した」
「メンターチームを生かした」「組織力を生かした」「チーム力とリーダーの」
「人材育成を意識できる主幹教諭の」「自己観察書を生かした」
・・・人材育成

7つのグループの発表を聞いているうちに、だんだん嫌な気分になってきた。
「組織を作って・・・計画的に・・・」
「副校長がリーダーシップを取らなければ・・・」
「~~~させる。」
副校長に気合いが入り過ぎだ。
そんなことしたら、現場はもっと窮屈で忙しさが増し、息苦しくなる。

組織ややり方ではない。
管理職のあり方が問題じゃないのか。
職員はみんな有能であるということを心の底から信じられるのか。
みんなが仲間で、一人一人の力が発揮されていて、その力で自分も学校に貢献できている
という実感が持てる、そんな学校を創って行けたら素敵だ。
(アドラーの教えそのものだ!)

なにより人を育てるために、
1)明確な課題を提示する。(やり方は任せる)
2)環境づくり(可視化)
3)適切な評価
これが管理職の仕事ではないか。
(これはまた、『学び合い』の教えそのものだ!)

発表を聞きながら、そんなことをつらつらと考え、
たぶん会場の中で一人マイナスな気持ちになっていた。
ところが最後に、2発逆転満塁サヨナラホームラン!
講評にたった野木教育委員、そして丸山教育次長のお話は素晴らしかった。
僕の背筋がだんだん延びて、シャキッとしてきた。

野木教育委員
学校と企業の人材育成の考え方や実際の大きな違いをふまえながら・・・
「人材育成というと、何か待ってたら誰かが育ててくれるような感じがする。
 でも、特に欧米は、キャリアアップという言葉を使う。
 『自分から』キャリアアップするという主体性。」
「管理職の仕事は、部下のモチベーションを上げること。」

丸山教育次長
小学校教員の経験をふまえて、会場に笑いを起こし、塾の成果に敬意を表しながら・・・
「副校長先生は、もう少し黒子に徹したらいかがですか。」
「校長と主幹教諭の間にあって、ミドルチームを育てていく。」
「今の社会感覚、市民感覚で学校を見られることが必要。
 思いついたことを口にするのではなく、鳥の目で(全体を俯瞰して)見て発言してほしい。」

おまけに野木さんが
「つまりは、情報共有をどうやっていくか。それにはICTの活用。
 横浜にも情報をどう活用していくかということを研究している元気なグループがある。
 私も一度だけ参加けれど、とても熱いものを感じた。
 今日ここにもそのメンバーの北見さんがきている。」
などと、名前を挙げられてしまった。
恐れ多いエラい人たちの中で、副校長でもないのに、
やば!どうしよう?と当惑した。
でも、心の奥底で、自分が信じてやってきていることを
評価してくれるのはうれしいなあ・・・野木さんありがとう
と思っていた。

とても良い勉強の機会を与えてもらえてうれしい。








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Last updated  2010.02.12 00:08:53
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