西武旧101形、京急1000形など、かつて会社を代表する存在だった車両の引退が、最近進んでいます。
そしてついに、われらが京王の6000系にも、引退が近づいてきてしまいました。
京王6000系は昭和47年の登場以降、5000に代わって京王を代表する車両として走り続けてきました。
しかし近年は8000系や9000系の増加で、次第に特急運用を追われ、都営線直通急行の他は快速・普通で活躍してきました。
朝の急行。通学で京王を使うときはやはりこの姿が一番なじみ深いです。
それでもたまに
臨時列車で新宿まで走ったり
6030が準特急、6000が特急に入ったり
競馬場線で終日折り返し運用に就いたりと、最後までなかなか楽しませてくれました。
ごく最近までかなりの数が走っていましたが、2009年には6030系が消滅、去年には8連が引退するなど、急激に数を減らし、ついに今年2月に競馬場線・本線朝の運用が消滅して2連が引退、動物園線の4両を残すのみとなってしまいました。
HMをつけて競馬場線を往復する6000系。
若葉台に向かう廃車回送。相模原線のATC化により、相模原線で自走できなくなり、デワを連結する形となった。
若葉台に留置されていた6000系2連4本。既に解体作業は始まっているようです。
さよなら運転がないのは残念ですが、動物園線で一日中ずっと走っているわけで、1回きりのさよなら運転よりもかえって良いのかもしれません。
動物園線を走る6000系。これが最後の活躍です。
小学校に入る前、調布に引っ越す前から都営線を通じて愛してきた6000系、最後まで故障なく事故なく頑張ってほしいです。
6000系、今までありがとう!!
6000とは関係ないですが、京王バス東調布営業所から97年製富士重工車体の通称「チョロQ」が引退しました。
個人的には好きだったのですが、製造から13年も経っているので仕方ないでしょうか…
末期のチョロQ。ちなみに調50も2010年で廃止。2005年に路線が設定され、初期は40分間隔でしたが、途中折り返しが増え、末期は朝3本のみの設定で悲しい最期でした…
高幡のチョロQも風前の灯です。
今回はこの辺で。ノシ