|
カテゴリ:中学受験
モバイルの時代、ステレオセット、アルバム、レコード、ラジカセ等が文章題に出てきた場合、 情景描写の理解にに困る場合があります。 読み飛ばしても問題に差し支えなければいいですが、登場人物の視点で見ている、または、天からの視点です。 今の時代に存在しないものを知らないままはよくありません。 はじめて出会ったら言葉の復習をするアドバイスをしています。 注釈で書いてあればなんとなくわかりますが、語彙力の一部です。 【問題】「竹の子の『えぐみ』にも似て目に染みる」という表現から、えぐみとは何かと聞かれてたらどう答えますか? (1)絵の構成や図案。 (2)竹の子の部位の名前。 (3)あくが強くて,舌やのどがひりひりとするような感じや味。 【答え】(2) 初見で出てきた場合、エグイと感違うする可能性があります。 前後のより詳細な文章があれば推測も正確にできます。 実際は「におい」にまつわる文が書いてありますので、(1)(2)と答えた場合は完全な勘違いです。 竹の子は収穫した後は下処理としてすぐゆでることが多いのです。 既にゆでたものを買うご家庭も多いと思います。 これは、竹の子が収穫後、自己を防衛するために「あく」の成分を出し続けることが原因です。 時間がたつとともに「あく」は増えていきます。 時間をかけてゆでることでやわらかくなり、アクが抜けやすくなります。 これについて、ぜひ子どもに教えてあげてください。 竹の子堀りの体験の機会があればそれはすばらしいことだと思います。 ■江國香織の作品 登場人物の関係性について、えぐみの意味、木の「幹」とはどの部分か、ステレオセットとアルバムの関係等を理解するのにお勧めの一冊です。 絵本の挿絵も秀逸です。短編小説としてもお勧めします。 登場人物の関係性について、「おいとま」「やおら」の意味とは?どんな意味か我が子ががわからなければコチラを読ませてあげてください。特に「やおら」と「やにわに」の違いは親から、または第三者から既に教わっていれば幸せですね。ちょっと大人向けの本にも思えますので小学校高学年で読むとよいと思います。語り手は禅宗の年老いた僧侶。19歳の修行僧と寺に一時的に預けられた7歳の少女の恋の話。 生き物を殺生する残酷なシーンは問題としても出題しやすいです。絵も頭に入ってきます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.05.25 08:00:10
コメント(0) | コメントを書く
[中学受験] カテゴリの最新記事
|