どらむすこの姿勢と呼吸法

　子供達にきれいな地球を残したい。これが私の究極の望みです。

　環境を整える事はもちろんですが、同時に人間の心も大掃除が必要だと思います。

　日本に明治以降取り入れられた西洋型思考。

　西洋人の間でも最近は批判的な意見が出てきております。

　例えば訴訟問題は日本人の正常な感覚からするとギャグとしか思えないような判例があります。

　コーヒーで火傷をして数億円も賠償金が出るなど、

　自己責任という言葉は通用しないのでしょうか？

　最近は日本でも使用説明書に注意書きが増えてきました。

　中には明らかにメーカー側の過剰防衛的な物もあります。

　ここにもマニュアル化社会の一端があります。

　日本人は「恥ずかしい」という情緒ある心を持っていました。

　「言わなくても解る」感受性を持っていました。これは世界に誇れる事なのです。

　そして世界がひとつになっていこうとするこれからの時代には

　この精神レベルを世界標準にしていくことが必要です。

　自然支配、科学至上、唯物論、これらの西洋型思考は

　全てを細分化し、分析し、分別する考え方です。

　しかし、宇宙の仕組みは全てがリニアにつながっており

　白黒はっきり区別できるものなど無いのです。

　ですから物事の混沌を混沌のまま捉え、

　グレーゾーンから生み出されるものをパワーとして使ってきた日本人の

　素晴らしいセンスを世界に広めなければなりません。

　まだまだ西洋追従で何となく肩身が狭いような共通意識があるようですが、

　世界に誇れる日本人を再発見しようではありませんか！

　「姿勢と呼吸法」をやり込んでいくと自然と自分本来の感性が目覚めてきて、

　西洋追従型の思考パターンから抜け出します。